リッジスカイウォーカー

ゴースト/ニューヨークの幻のリッジスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

4.8
妻から「ラブストーリー全然観ないよね」と言われて、そんなことはない!という理由で久々に鑑賞。

まぁ、たしかに…


ラブストーリーは好んでは観ないですけどね。。
筋書きが大体一緒なので、そんなにストーリーに大きな変化はないというか。

観るとしても純愛ものが多い。
ドロドロしたのとか、愛憎まみえたものとか、そういうのが好きじゃないんですよね。
観ていて不快になるから。
それでも筋書きに納得できるものならいいんですけどね。(まずそんな作品にお目にかかった事はないですが…)

滅多に観ないラブストーリーですが、本作を機にいろいろ見始めたかなぁと思います。
当時めちゃくちゃ大ヒットしていたこともあり、どんな内容なのか気になっていたこともあります。

ちょうど高校生で小っ恥ずかしかったのもありますが、その気持ちを押し切って見て良かったなぁと心底思いました。

単純なラブストーリーじゃなくて、捻りを効かせてるのがいいですよね。
まさか地縛霊の話だとはw

天使と死神。
憑依やラップ現象、ポルターガイスト現象などなど心霊現象をうまく取り入れてるのが面白い。

この世とあの世の中間を繋ぐ役回りとして出てくるウーピー・ゴールドバーグ。これがまたハマり役で、多分彼女がいなかったらここまでのヒットにはならなかったように思います。
やり取りがホント面白くて、今見てもめちゃくちゃ笑えました。

彼女との思い出をウーピーごしに伝えていくというのも当時は斬新で、だんだん信じていく過程もいいんですよね。

そしてあの感動のコインのシーンに繋がります。
何度見てもグッときますね。
またデミ・ムーアの表情がいいんですよね。
胸が締めつけられますよ。

デミ・ムーアは本作で一気に名が知れてスターの仲間入りをしたと記憶しています。
この頃でもう28歳だったんですね。
何回観てもかわいいです🥰


また本作のテーマ曲であるUnchained Melodyが素晴らしい名曲で、もうこの曲が流れたら何でも名シーンになっちゃうんじゃないかっていうくらい。メロディーも歌詞もグッときます。
たまに聴いては感動をしております😊

色褪せない不朽の名作。
まだ観てない方は是非。