最愛の人を失った方に是非観て欲しい映画。
母に「1番好きな映画は？」と聞いて返ってきた答えが「ゴースト」
自分は6歳の時に父を事故でなくし、母に女手一つで育ててもらった。いつか観るべきと思いながらなかなか手につけられなかった映画。とにかく感情移入してしまった。
母は父の死後新興宗教に入っているが、私は神とかそういう類いをあまり信じていない。
この事で母とよく揉めた。目を覚まして欲しいと子どもながらに何度か伝えた。
しかし最近になって、1番大切なのは宗教の是非ではなく母が幸せだということだと気付いた。
私を含め多くの人が死後の世界や宗教を本気で信じていないのは、リアルとかリアルじゃないとかとは別にあって、信じざる終えない程の痛みを味わってないという理由もあるだろう。
この映画は、生きる支えになる映画だなと思う。
