このレビューはネタバレを含みます
2005年製作。マイケル・ベイ監督、ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンセン主演。
こんな映画あったのか～、と少しビックリ。16年前の映画だが今や大物の監督、俳優が並んでいるとは。なんか得した気分。
ややB級臭さを感じつつ見始めたが、冒頭から映像のクオリティの高さに安心。前半の施設内のシーンを見る度に「製作費かかってるなぁ」と不思議な感覚に。こんなにちゃんと作ってるのに自分が全然知らなかったのはナゼだろう？と。後でいろいろ調べてなんとなく理由が分かりましたが、、、
「2300年 未来への旅」っぽいな、と思いつつ、こういう完全管理社会の設定はよくある話だが、臓器ビジネスとはけっこうぶっ飛んだ設定だと後から思いました。最初は「マトリックス？」と一瞬勘違いしました。
今作り直せばもっとリアリティのある作品になるかも。
他のレビューでも書いてあるとおり、たしかに後半アクションシーンを減らして前半をもっと深掘りすれば「ブレードランナー」のような奥深い良い作品になりそうでした。
後半はアクションシーンに目が行きっぱなしで「さすがマイケル・ベイ！」と腕のいい監督の映像を見ることが出来てこれはこれで満足。
今だったらもうふた捻りくらい効かせたストーリー展開の作品が出来そうな気がしました。
