アイランドの酉革多郎のレビュー・感想・評価

マイケルベイの映画といえば漢気だと信じているが、今作でも漢気溢れるいいやつが要所に出てきており、ベタながらも感動した。

特にブシェミ演じる作業員は何一つメリットがないにも関わらず悪態つきながらもあそこまで尽くしてくれた親身さに、ブシェミの半泣きみたいな顔面も合わさり、その様は非常に心にきた。

話の展開は序盤で自分たちで提示した魅力あるSF展開に中盤以降置いてかれていたが、カメラの勢いと結構激しめのアクション描写に細かいところを吹き飛ばす勢いがありダレることはなかった。