「これが書けたら、作家を辞めてもいい。その思いを込めて書き上げました。」という原作の帯の言葉に期待して観に行きました。
正直、湊かなえさんの後味がスッキリしない感じが今作は軽めかなと。
もっとどっしり来て欲しかったけど、期待したほどではありません。
ミステリー要素もあまり感じません。
今作のタイトルでもありテーマでもある「母性」それを象徴する女性が沢山登場します。
他の方も絶賛の高畑淳子さん、言葉が悪いですがクソババアを見事に演じきっていらっしゃいます。
大地真央さんは優しさ、清らかさ溢れる母親を素敵に演じてて、この2人の対比が凄かった！
戸田恵梨香さんと永野芽郁さんも素敵でしたが、実年齢が10歳ほどしか変わらないので親子役は無理があるなぁ・・・というのが邪魔して集中出来ませんでした。
母親目線、娘目線で展開をしていきますが「その解釈の違い無理あるよね？物理的に違くない？」という場面があります。(後半)
それも気になってしまって私はダメでした。
小説がまだなので映画の補足的な感じで読んでみたいと思います。
