母性のえりぽんのレビュー・感想・評価

一番印象的だったのは、どれだけ大人でも自分が思った通りには表現できないし、相手も感情や経験を挟んで受け取ることで噛み合わない描写。
娘の名前が全然出てこないことや、視線の行き違いなども良かったです。

ただ、美術や衣装がいつの時代の話なのか分かりにくかった。
時代を表すワードが出てくるので、わざとぼやけさせているわけでもないだろうし、いい衣装（結婚前の二人のコントラストとか）もあったので残念でした。