ちゅうけいさん。
200年前に日本の隅々まで17年かけて歩いて作り上げた日本地図。科学がまだ発達していない時代なのにここまで正確に作れるとは、まさに奇跡としか言いようがない。
最初の目的はただ子午線の1°の距離を調べるだけだったのに、いつの頃から日本地図を作りたいという思いに変わった。その忠敬の内に秘めた切なる想いに触れた時、目頭が熱くなった。そして高橋はたとえ死罪になったとしても最後まで地図を完成させることを心に誓う。
ラストシーンは老体に鞭を打って草鞋を履いて全国を歩き続ける忠敬の姿が亡霊となって現れたような気がする。涙を流さずにはいられない。。
日本地図完成の裏にはこんなドラマがあったんだと感動しました。