勝沼悠

大河への道の勝沼悠のレビュー・感想・評価

大河への道(2022年製作の映画)
3.4
 伊能忠敬を大河ドラマにしようと大物脚本家を口説く市役所職員。脚本家は伊能の地図に心を動かされるが、伊能が地図の完成を前に亡くなっていることに気づき。。。

 途中から伊能忠敬の死を隠して地図を完成させようとする人々を描く時代劇に。現代劇と時代劇とを同じ登場人物が演じる映画としては珍しい形態。だが、ストーリーは奇をてらってるようで、けっこうド直球な熱い話。
 ラストに伊能のどでかい日本地図が出てくるシーンは圧巻。今も昔も大事なのは一歩一歩の情熱なのである。
勝沼悠

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