マキッ

シャーコーン! 呪いのモロコシ鮫のマキッのレビュー・感想・評価

3.0
まるでクソ映画みたいだ(作中セリフ引用)…
トウモロコシ+サメという異色の組み合わせ。まさか、トウモロコシ畑でジョーズと同じ流れを再現できるとは思わなかった。世の中ではまだまだサメ映画という名の原油は掘り尽くされていないんだなあと。トウモロコシがサメと合体したというよりは、トウモロコシ畑を舞台にしたサメ映画というだけではある。
雑なクソサメ映画と言われたらそれまでではあるが、正直そこまで悪くなかったと思う。ストーリーが意外とちゃんとしていて、カルト鮫教団と警察、巻き込まれた地元の嫌われ者、CIAという人物たちがそこそこ噛み合っていた。サメがちゃんと画面に出ていて、シャーキュラよりも飛んでいたのはプラス評価。そして、翻訳にサメ映画ルーキーさん味が出ているなあ。
後、最後に所長が裏切ったのは本当に意表を突かれてしまった。今までそんな感じじゃなかったのに、妹を蘇らせたいみたいな話をされたら正直そこまで破綻はないし、面白いと思ってしまった。悔しい…。そして、最後に出てくるビッグフット?も良い。本当にいるのかよ!ってなった。幼女ギャングも好き、死んだけれども。何回か唐突にカットインするストーンヘンジにも笑っちゃうぜ。
難点を挙げるとすれば105分の比較的長編というところ。一般的サメ映画よりも2、30分近く長い。
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