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グレイマンのTONTAのレビュー・感想・評価

グレイマン(2022年製作の映画)
4.0
今作は大好きな監督やキャストで制作されると知り、珍しく原作本を半分弱読んだ上での感想になります。

もちろん映画化にあたり、僅かな設定の変更は否めないが、本来タイトルロールの『グレイマン』は主人公ジェントリーの掴めない幽霊の様であり、刺客との戦闘で満身創痍に成りながらも立ち上がる、まるでゾンビの様な色(Gray/灰色)のイメージを原作本からは感じた。

しかし映画オリジナルヒロインのアナ・デ・アルマスの助っ人により、主人公のゾンビ感はそれ程感じず、サクサクと進行して行った。

ライアンゴズリングは寡黙な役柄が多いが今作は比較的喋るし、ドライヴやブレードランナー2049の様な、一匹狼のジェントリーを次作グレイマンシリーズに期待したい。

追記:銃声やドローンの様な空撮の迫力が◎映画館で観るのオススメ
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