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グレイマンのj3livingのレビュー・感想・評価

グレイマン(2022年製作の映画)
4.0
2020年代のアクション映画では細長い顔の登場人物が流行ってんの?

グレイマンを見た。
ライアン・ゴズリング主演。え?ライアン・ゴズリングってこんな顔だっけ?敵対する役にはクリス・エヴァンス。え?これクリス・エヴァンス?気づかなかった。

いやあ、凄いアクション映画だった。もう少しサスペンスがらみかと思ったらガッツリアクション。
登場する銃火器の量。戦車こそ出てこないものの手で引き金を引いて撃つ物ならなんでも出てくる。照明弾も出てくるし。
もちろんナイフも。
そこに絡むCIAの光と影、陰謀。登場人物同士や組織の関係性がいまいち分かりづらいけど、善い方と悪い方が分かれば良いのだ。

ライアン演じるシックスが攫われた恩師とその姪を救うために悪戦苦闘。その男を狙うのは一流の殺し屋が何百人?何千人?そしてそいつらのトップが、標的1人を殺すため(そして機密情報を奪還するため)なら、無関係の市民も警察もSWATまで巻き添えで殺しても、街中破壊しても、なんとも思わない冷酷非道な男。これがクリス演じるロイド。こいつがほんとに憎たらしい。だから短髪口ヒゲの奴はヤバいんだって。

プラハの市街戦のシーンは圧感。ま、ちょっとあんな目立つ赤い車であんな派手に暴れたら、その後すぐバレるだろって思ったけどね。

アクション映画はやっぱり、銃で撃たれてもナイフで切りつけられて刺されても、最後まで120%で戦える、リアルを超越した主人公がいないとね!
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