麺

めぐりあう時間たちの麺のレビュー・感想・評価

めぐりあう時間たち(2002年製作の映画)
4.5
ウルフの『ダロウェイ夫人』を読んでから観るべき映画だったと観終わってから気付いたが、ばらばらに進んでいた複数時間軸のストーリーが徐々に混じり合い、最後には一点に収束するという、脚本のよく出来た満足感のある映画だった。
「(満ち足りない)女の人生」を描いた映画で、トーンはずっと薄暗いのだが、不思議と見ていて退屈にならない映画だった。次のシーンで何か不幸が起こりそう、というハラハラ感があったからだろうか……。
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