めぐりあう時間たちの作品情報・感想・評価・動画配信

「めぐりあう時間たち」に投稿された感想・評価

yoyoyo

yoyoyoの感想・評価

3.8
ヴァージニア・ウルフという作家は初めて聞いた。ニコール・キッドマンは特殊メイクしてるけど目の綺麗さはそのままでアップの時は吸い寄せられるよう。ジュリアン・ムーアのスタイリングが好き。胸元を綺麗に見せた花柄ワンピや茶色のセットアップ。それにオレンジのネイルとリップ🍊がとても良かった。真似しよ。ネイルのオレンジがパキッとしすぎず霞んでるのがいいのよね。
精神的な病気や悩みを抱えた3人の女性の話だと思った。昔一度今作を見た時は、全体の鬱々とした雰囲気と、リチャードのラストの開放感、不穏を煽る音楽が好きだった。でも内容をほとんど忘れてた。今回も好きな点はいっしょ。精神的な病気を抱えている人たちが、自分をさらけ出した瞬間周囲が引いてお茶を濁して立ち去るそれぞれのシーンが印象的。わたしが仕事で関わる時、クライアントから見たわたしがあんな風に冷たくよそよそしく映っていなければいいな。ジュリアン・ムーアがラスト夫から声をかけられてるのに、隠れて泣いているところがなんとも言えない。子どもがいて夫がいても幸せじゃない人はいる。誰が悪いんじゃなく、自分がそう思えないなら仕方ない。誰かが非難して直るものでもないし、と思った。全体を通してお花がきれいだった。わたしもあんな風に束でバラを飾ってみたいな。小ぶりのくすんだ黄色か白いやつ。情緒不安定な精神的に問題を抱えている人を、3人の女優さんがそれぞれ丁寧に演じているように感じた。結構好きな作品。
NAYU

NAYUの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

終始一貫鬱々としているのにもう一度見たくなるような作品だった。思わず共感してしまうような言葉があって感動した。
【たくさんの愛と驚きと時間たち、そして感動
人生はいつもミステリーに満ちている。】
Yui

Yuiの感想・評価

3.3
静かに不思議な空間にたたずみ
満足感が得られる映画
ただ、真剣に見る必要がある
3つの違う時代と場所で暮らす3人の女性の1日を描いたお話

「この静けさで幸せになれたらいいけど、田舎暮らしか死か選べと言われたら、死を選ぶわ」
paansan

paansanの感想・評価

2.8
はるか昔に見たけど大人になって見る方がキツい 時間は行き来するけどどれも当時を感じられる
日本ではあまり馴染みのない作家、ヴァージニア・ウルフ。
ニコール・キッドマンが特殊メイクで扮しているけど、気づかない!

それぞれの時代でストーリーがリンクして私は好きです。
各時代の主演女優の繊細な演技が素敵。
ツツジ

ツツジの感想・評価

3.5
ヴァージニア・ウルフに関して。
人はそれぞれ繊細でめんどくさい。
so

soの感想・評価

4.0
「その生命は過ぎ去る我々の生命のそばにあって、永続するものなのです。」
ある詩人は芸術作品についてこのように語った。
遥か昔この世を去ったある人の創作したものが、時も空間も遠く隔たれた人の運命を強く揺り動かすこと。世の中で日々起こっているそのことに改めて思いを巡らすとき、それは実はどこまでも驚くべきことであり、奇跡に近いような、美しいことであると、はたと気づくのだ。

本作は作家ヴァージニア・ウルフの小説「ダロウェイ夫人」を中心としてその周囲をめぐる、3人の女性のある1日が描かれる。
2001年ニューヨークで編集の仕事をする女性、1951年ロサンゼルスで夫と子供と暮らす女性、そして1923年リッチモンドのヴァージニア・ウルフ。
彼女たちは共通して、人生と向き合うことで味わわなくてはいけない悲しみに苦しんでいる。

3つの異なる時代では、もちろん家・服装・自然など人を取り囲む環境も大きく違っている。
しかし、そこに生きる人間の心は変わらない。彼女達が直面することになる闇は未来永劫変わることはないのだ。
彼女たちの人生は必然のように、「ダロウェイ夫人」の主人公の人生と交錯していくのである。

ヴァージニア・ウルフの写真をみれば誰もが想像してしまうようなその孤独や清潔さや気品を、ニコール・キッドマンが見事に演じている。自分にも他人にも厳しいその視線の冷たさに、彼女の夫の様に胸がしめつけられるような思いがする。
また、主婦役のジュリアン・ムーア、詩人役のスティーヴン・ディレインも、もう観ていて痛々しいほどに「生きづらい人々」を全身で演じきっている。

このように暗鬱な印象の言葉しか出てこないほど、
こんなに暗い映画久しぶりに観た、
というのがストレートな感想(もちろんいい意味で)。
主婦が「ダロウェイ夫人」を一人で読み耽っているシーンを思い返すと、めぐりあう時間たちという邦題は、含蓄のある素晴らしい邦題だと思った。
oo

ooの感想・評価

4.3
メリル・ストリープって暗い役でも当人から溢れる希望感があって絶望的な気持ちにならない。娘役がいたからなのもあるけど
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