1923年のロンドン郊外。作家のヴァージニア・ウルフは病気の療養をしながら小説『ダロウェイ婦人』を執筆していた。「花は私が買ってくるわ」彼女は思いついた書き出しを口にする。時を超え、1951年、20…
>>続きを読むかつてスクリーンで観た際には、ほとんど苦痛のようにしか感じられなかったいっぽうで、まるで手にとれるような時間の粒子が痛切な印象を残しており、10年以上経ってから再鑑賞して、描かれたすべてのシーンの1…
>>続きを読む周りとは分かり合えない苦しみや生きづらさをかかえながら自分の生き方に問いを投げかけ続ける3人の描写に繊細で静かな苦しみが感じられて胸が締め付けられる。特に揺れ動く感情の中で生と死の間で葛藤するローラ…
>>続きを読む初めは3人の女性の複雑な時間構成に戸惑い、途中まで観た後に最初から観直した。
セクシャリティやジェンダーの抑圧を扱ったかなり難しいテーマで、悲劇的な結末に胸が苦しかった。また、全ての女性に共通する生…
・自分がいなくても世界は変わらなさそうだから死んでみようか、満ち足りて感じる今のうちに死んでみようか、死は解放なのかもしれないと感じてしまう。少しでも希死念慮を抱えた人が見たらすぐあの連鎖に引き込ま…
>>続きを読む自分の誕生日にあんなバースデー・ケーキを作ってもらってうれしいと思うであろうか:恐らくはチョコレートがたっぷり入った黒に近い焦げ茶色のケーキ、それに、飾りとして円形のケーキの縁取りにホイップ・クリ…
>>続きを読む「ダロウェイ夫人」を読んだことはないが鑑賞後にざっとあらすじに目を通し、軽い驚きのような感動を再度得た。悲劇の予兆を常に感じさせる展開にはハラハラし通しだったものの引き込まれてしまった。豪華な3人の…
>>続きを読む"私は閑静な田舎で
息の詰まった暮らしをするより
ロンドンの都会の刺激の中で
揺れながら生きてゆきたい"
キャストは豪華なのだけど
鬱々としていて終始重い
時代を超えてつながる3人の物語
どう足…
う~ん・・・さっぱり解らん。
要は情緒不安定な各時代の女性たちの一日を描いたお話な事だけ理解出来た、だけ。
後半に1951年のジュリアン・ムーア演じるローラの小さな息子が…