めぐりあう時間たちの作品情報・感想・評価・動画配信

めぐりあう時間たち2002年製作の映画)

The Hours

上映日:2003年05月17日

製作国:

上映時間:115分

ジャンル:

3.5

「めぐりあう時間たち」に投稿された感想・評価

Kano

Kanoの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

めぐりあう時間の意味が本当の意味でわかった気がする。こんなにも自然と時間が流れてるのに入り組んでいる作品に出会ったのは初めてかもしれない。
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』と同じ監督で、なんだろう。人生の中で、絶対忘れちゃいけない想いとかあると思ってて、それが表れている作品だと思った。
もう一度見て、考察したい。『』の作品も。

ゼミの授業で、教えてもらった作品。



私は生死のことを考えるのが少し嫌。
それはたぶん、嫌なことが少しでもあったら全てを愛することはできない。と思ってしまっているからだと思う。
家族はそんなことないんだけど、、
まず、愛ってなに。なんなんだろうか。
一緒にいないとダメな人?それはただの依存か??

この映画をもう一度見たら、少しはわかる気もしている。

とりあえず、見てよかった。

自分用記録にこの場を使っていこう
「文芸」としては素晴らしいんだろうけど、「映画」としては退屈。3人の女優の力量があったから成り立ってるんだと思う。アカデミー賞が好む作品なんだろうね。好みは別れるところ。

このレビューはネタバレを含みます

生きるとは?がテーマなんでしょうか?少し伝わりづらいようにも思えました。この3組がどうつながるかだけが、終始気になってました。ニコール・キッドマンが、まるで別人のように、役に入り込んでました。素晴らしい演技でした。
honmosuki

honmosukiの感想・評価

3.0
ドラマ。生きる意味や幸せとは何かに悩む、異なる時代の女性3人の1日を描く。都会的な刺激が無い、子供がいても平凡な日々だと満足できないなど、あまり共感はできないが、そのように考える人もいるだろうなと。失って初めて、その大切さに気づくこともあると思う。

このレビューはネタバレを含みます

『めぐりあう時間たち』('02)
The Hours / アメリカ合衆国、イギリス / 英語

個人的には何にも面白くない作品で、退屈が暫く続き、途中からは自分勝手な女たちにイライラする作品だった。
映画全体の印象としては「芸術家が好きそうな作品」であり、万人受けする作品ではない。
確かに映画としての完成度は高いと思うが、自分は共感もできないし、魅力も感じなかった。


1923年、イギリスのリッチモンドで、作家のヴァージニアと夫のレナードと共に暮らしていた。
ヴァージニアは『ダロウェイ夫人』を執筆中で、そんな彼女の元に姉ヴァネッサと子供たちが訪ねてくる。
ヴァージニアは情緒不安定気味で、レナードもヴァネッサも彼女を心配していた。

1951年、ロサンゼルス。
主婦のローラは優しい夫ダンと物静かな息子リッチーの三人暮らしで、ローラのお腹には第二子が宿っていた。
『ダロウェイ夫人』を愛読するローラは、ある日友人のキティから子宮頸がんであることを告白される。
 
2001年、ニューヨーク。
編集者のクラリッサは、旧友である作家ので私人のリチャードの受賞パーティを企画中。
しかしエイズを患うリチャードは彼女の存在を愛しながらも疎ましく思っていた。
一方で、彼を支えることに意義を感じるクラリッサだったが、彼女の心は疲弊しきっていた。


物語は情緒不安定な女性三人が織りなすオムニバス的映画。
女性の入水自殺から物語は始まる。
その女性はヴァージニア・ウルフという『ダロウェイ夫人』の著者だ。
『ダロウェイ夫人』は未読だが、ヴァージニア・ウルフの人間像はそのまま映画化しているように思える。
映画冒頭のレナードへの遺書も、調べてみたところ、実際の遺書と同じ文言のようだ。
舞台となるリッチモンドの1923年も、『ダロウェイ夫人』の発刊が1925年だったので間違いない。

彼女の人間像についてはよく知らないため、言及はしいないが、ニコール・キッドマンはしっかり役作りをして、本作に挑んでいる印象を受けた。
本作のキャストに関しては、「間違いない」人たちしかいないため、何も問題ない。
むしろこれだけの人間を揃えて微妙な作品に仕上がったら問題だ。

自分が一番注目したのは美術と音楽。
それぞれの時代や場所らしい家や服装は、とても見応えがありました。
また、冒頭から流れ、映画全体を展開されるピアノ曲が、本作の文学的な雰囲気に合っており、とても素敵なテーマ曲でした。

自身の人としての権利を主張しておきながら、義務や責任を無視する主人公。
心優しい夫から愛されながらも空虚感を感じる女性、そこから突如始まる同性愛物語。
子供たちはトラウマになりそうだ。
だからか、登場する子供、特にローラの息子は心が大人になり過ぎている。
そうしたら、案の定の結末を迎えることになった。
間接的にも三人の女に振り回されたエド・ハリスの物語な気がする。
 
ローラについてはよく「夫ダンの理想像である主婦を演じることに疲れている」という説明を見かけるが、個人的には「美人な嫁さんと結婚しながらも、彼女の何を考えているかわらかない儚さに不安を感じる夫」という構図に見えた。
そのため、余計にローラの身勝手さが目立ってしまう。
クラリッサもただの世話焼きなお節介おばさんにしか見えなかった。
ヴァージニアに関しては、彼女よりも夫が気の毒だった。

全体的に主人公には共感できなかった。
自分の持論として、「自分を大切にしない人間は、人を大切にすることもできない。故に周りが不幸になる。」と思っているのだが、本作は正にこれに該当する作品でした。


【ジャンル】人間ドラマ映画、オムニバス映画
【要素】女の一生、ヴァージニア・ウルフ
Funazo

Funazoの感想・評価

2.0
オスカー主演女優賞受賞者が3人も出演しているのだが、三者三様のストーリーがどれも暗く重たく、どの女優も心に闇を抱えた人達ばかりだったうえに、イマイチ繋がりがよく分からない難解な映画で観ていてしんどかった。
あめこ

あめこの感想・評価

3.8
ヴァージニア・ウルフをよく知っているとより楽しめる映画ですね。私はそこまで詳しくなかったので、見終わったあと解説を読むとより映画の内容が深まりました。
「時間」を越えて重なりあう3人の女性達。
それぞれに時代は違うけど抱える「生きづらさ」があって、セクシュアリティについてもキスシーンで繋がっていて、それぞれに選択をしていく姿が描かれていく。
見ていると胸がつまる思いになって来ますが、ウルフによって影響され今も彼女の作品に力を貰う女性達がいると思うと、最後の入水シーンが悲しいけれど、繋がっていくんだな、と感じる終わりでした。
また年を重ねてから見ると違うところに気がつくような映画だと思いました。
きちんとヴァージニア・ウルフについてと作品の勉強したくなりましたね。
tulpen

tulpenの感想・評価

3.2
特殊メイクをしたキッドマンから目が話せなかった。
これってキッドマンが演じる意味あんのか⁈と思ってた。


今はもうない静岡ピカデリーにて。
2003.5/25 36本目
Dantalian

Dantalianの感想・評価

5.0
Mrs. Dallowayの最初のところで、何百年後にロンドンも帝国も、街を歩いている人たちも消え去った時に、誰かがつけていたWedding Ring だけが残るという一節がすごく記憶に残っていて、本作のウルフの水死のところも、wedding ringを映していて、研究の徹底さに感心した。
“You’re a lucky woman”と何回も違うシチュエーションで発話される。その言葉を重圧に感じる時もあれば、自分の幸せを再確認し、それを大事にしようとする時もある。
ウルフ自身にとってのMrs. Dalloway、50年代アメリカの核家族の神話とBetty Friedanの文脈でのMrs. Dalloway、そして家庭観もセクシュアリティも社会性もポストモダンのコンテクストに置かれるMrs. Dallowayがそれぞれ描かれるが、誰もが思っている幸福は、当人にとって本当に幸福なのだろうかという疑問が共通している。
見られる女性は自分の中を見ることができるのか。
特殊メイクすごすぎるけどニコール・キッドマンの目はいつもの目だった。力強い。
Mrs. Dalloway、もう一回ちゃんと読みます。
バージニアウルフの小説「ダロウェイ夫人」を全く知らずに観始めて、
(??)になりながらも最後に解る展開かなと美しい音楽と映像と3人の女優さんの名演を堪能。
鑑賞後に補足で(?)部分を調べてやっと納得しました。DVD返却前にもう一回さらっとおさらいします!
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