めぐりあう時間たちの作品情報・感想・評価

「めぐりあう時間たち」に投稿された感想・評価

mocamovie

mocamovieの感想・評価

4.0
時代を超えた三人の女性の物語が交差し、次第にめぐりあう。
1923年イギリス、精神を病み静養している作家ヴァージニア(ニコールキッドマン)「ダロウェイ夫人」を執筆。
1957年ロス、「ダロウェイ夫人」を読んでいた主婦のローラ(ジュリアンムーア)
2001年ニューヨーク、編集者のクラリッサ(メリルストリープ)クラリッサはダロウェイ夫人の名前。

三人の共通点は「ダロウェイ夫人」、そしてそれぞれの時代で悩み、葛藤しながら生きている。
それぞれ別のストーリーが最後に繋がる映画はよくあるものですが、この映画を見た上映当時、全く違う時代に生きた女性の物語が繋がっていく物語に新鮮さを感じました。

キャッチコピーの「あなたは誰のために生きますか」
・誰かのために生きその人を失い途方にくれるが、本当の自分を生きる事を選択する者。
・本当の自分である為に、死を選ぶ者。
・大切な人を全て捨て、自分を生きる者。
時代の違う三人は、やり方は違えど、それぞれの「自分を生きる」ことを選ぶ。
その選択で周りに悲しむ者も犠牲になる者もでる。
自分の為に生きることは良い事と思うと同時に、それが全て正しいことのか…
観た後も答えは出ず…笑

いろんなものが重くのしかかってくるような作品でした。
観る人で解釈が変わる少し難しく深い映画だと思います。
重い。いろいろ重い。
"人生とは"を考えさせられる。

重さは違えど一人一闇はあると思ってます。
それがまた人間らしいと。
幸せと見られても本人の感じ方は違ったり、
罪悪感や後悔はあるものの間違った行動とは思えなかったり、
全てを分かってもらえることなんてないんじゃないか…?

精神不安ってみんなあるよね?
それって共有できると嬉しいのかな。
自分がクズだと分かってるからこそ周りの人たちの存在が重要。
良くも悪くもね。

話がつながったときは少し鳥肌でした。
分かったうえでもう一回見てみたいかも。

ジュリアンムーアがめちゃ美人だった!
hinahina

hinahinaの感想・評価

4.2
時代を経て生きづらさが少しずつ解決されていくかも。
そんな希望もある。
vivo

vivoの感想・評価

4.0
 構成が面白い。全く関係ない三つのエピソードなのに、主人公三人に起こる出来事や感情の流れが奇妙にリンクする不思議さが新しく楽しい。出来事リンク系の群像劇はよくあるが、その新しい方法を開拓した作品。全ての種明かしを知った上でもう一度見たら、面白さ三倍増に違いない。 流れるようなピアノの旋律が、三つの物語を繋ぐ最高の糊になっているところもよい。心に訴えるメッセージは強くないが、実に繊細で美しい映画だった。

 主演女優が三者三様に演技達者なのだが、メリルの演技が一番血が通っている気がした。他の二人に比べてキャラクターを演じている感がなくて、さすがベテラン。
解説を読んで、やっとストーリーが理解できました。3人の女優さんの演技が圧巻です。
なほ

なほの感想・評価

3.7
美しく暗い映画。
3人の女優にとにかく魅せられた、ニコールキッドマンの表情に痺れた、あんな顔もするの、、
わたしが大人になってから見たらまた変わるのかな。好きな人の高評価の理由がわかるだろうか。
とにかく主役3人の演技が素晴らしいと思いました。
特にジュリアン・ムーアの演技は特別でした。
何回も観たくなるだろうな、という映画を観たのは久しぶりです。そんな映画に出会えることはあまりないことだから。
暗いけど美しい映画です。
KT

KTの感想・評価

-
DVDで。素晴らしい。名女優の名演技大会だが、エド・ハリスが実は凄い
映画を通して伝えたいこと(?)が少し難しいし原作を読まないと理解難しいな
リチャードがクラリッサに言う
「僕は君を満足させるために生きてる」
と言う台詞がグッとくる
あとリチャードが家から落ちる前にクラリッサと向かい合わせになり、昔を思い出すシーンに自然と涙が出た。
ケーキを作りながらパパを愛している証拠よというローラに対してリチャードが言う
「愛してる証拠がないとダメなの?」
って言うのもいい…
ペコ

ペコの感想・評価

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重い精神疾患を抱えていたという作家のヴァージニアウルフさん。生と死の間の時間を生きることにとても敏感だったように感じた。最初のシーン 人生を閉じようと決意し夫へ遺した最後の手紙が美しくて悲しい。ニコールキッドマンの熱演が素晴らしかった。
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