ShinMakita

シンシナティ・キッドのShinMakitaのレビュー・感想・評価

シンシナティ・キッド(1965年製作の映画)
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*ノーマン・ジュイソン死去…過去レビュー再録


ニューオーリンズ。ポーカーで稼ぐギャンブラー、エリック・ストーナー…通称〈シンシナティ・キッド〉は向かうところ敵なしで、強い対戦相手を求めていた。そんな折、街にランシー・ハワードが現れた。彼は国内でもトップクラスのポーカープレイヤーで、〈ザ・マン=名人〉と渾名される男だった。ランシーは地元の富豪スレイドから大金を巻き上げるつもりでやってきたのだが、キッドは先輩格のプレイヤー〈シューター〉からランシーの話を聞き、勝負を挑もうと考える。



「シンシナティ・キッド」



ご存知マックイーンの代表作。「ハスラー」や「麻雀放浪記」なんかと似た系統の映画です。確かに主演はマックイーンとエドワード・G.ロビンソンなんですが、脇の魅力も光ってます。追い詰められるシューター=カール・マルデンの名演、セクシーなアン・マーグレットとコケティッシュなチューズデー・ウェルドの競演など、特筆すべき点でしょう。土地柄、黒人音楽が全篇を彩っているのも良いですね。ラロ・シフリンのシンプルなテーマ曲も渋い!
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