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スクール・フォー・グッド・アンド・イービルのnatsuのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

旦那が珍しく私寄りなものを観ようと言ってくれて鑑賞。

善と悪の魔法学校。
ホグワーツみたいな場所にあるけれど別物。
導入はベルみたいに村人から距離を取られるアガサと本好きなソフィの家族含めた紹介。
見た目も性格も正反対だけれど仲良しな2人。
ソフィが今の生活から離れたいと願いの木に願うと叶って学校へ。
アガサはそれを止めようとして一緒に学校へ連れて行かれてしまう。

到着したのは悪の学部にソフィ、善の学部にアガサと本人達の希望とは逆。
最初は2人とも抗おうとするが、次第に適切な場所にいると思えてもくる。
闇に染まるソフィを救うためにアガサは大奮闘。
恋のライバルにも一瞬なったけれど、
最後は親友への愛が勝ち、敵はアガサが倒して村へ2人で帰ってめでたし。

語り手がペンとして登場して声が聞こえるのは面白かった。
それで刺すのは痛そうすぎるけれど。
落第すると脇役に変身させられるのは怖すぎる。
プリンセスのドレスも全部かわいい。
ソフィはロングヘアのほうが個人的には好み。
アガサは顔がふくよかに見えるのに鎖骨とか綺麗で素敵ね。
シャーリーズ・セロン様が悪の学部長で美しすぎた。
オールドガードまた観たいな。
ライバルのプリンセスがハリポタのルーナに見えて顔が可愛かった。

アーサー王の息子、チャーミングの息子、フックの息子、白雪姫の魔女の娘などおとぎ話のキャラクターの家族がたくさん登場したり、白雪姫がかじったりんごが飾られていたり、随所におとぎ話要素が散りばめられていて楽しかった。
急に恋に落ちたり、急に家族仲が良くなったりはそんなわけあるかいと思ったけれど
おとぎ話だと思えば至極自然。

メッセージとしても善悪だけでは人間は分けられないもっと複雑であったり、
多様性の時代を感じた。最後のキスが友情なのも良かった。

テドロスが最後来そうだったけれど
原作は全6巻の本だそうなので
これが好評だったら続編もあるかな。
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