natsu

ウィッシュのnatsuのネタバレレビュー・内容・結末

ウィッシュ(2023年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

やっっっとだよ!!!!!
12/15公開で妊娠しているため劇場での鑑賞を我慢。
配信は3か月後くらいかなぁ、と思っていたらいつまで経っても配信されず、毎月15日付近にはソワソワして待っていたのに結局GW前かい。
何故か短編のすんばらしい作品のほうが随分早く配信されたし、話題の日本語吹き替え版も先に公開。なんでやねん。
しかも配信日には16時から。遅い!
こんなことなら公開直後に劇場で観たかった!
そんな待ち遠しかった作品が、ついにDisney+さんに登場しました。

ストーリーはロサスという国で18歳になると自身の願いを王に預けるしきたりがあり、王のマグニフィコが国民の願いを叶えていくが、実は一部の願いしか叶えられずに保管されていたことが発覚して民に願いを返したいアーシャがスターの力を借りながら奮闘するというもの。
メッセージとしては、一瞬の夢は人から与えることが可能だけれど、願いは自分自身で叶えていくもの、叶えようとする気持ちが大切という感じかしら。
Disneyそのものですね。


まずは吹き替えで鑑賞したけれど、声優陣は良いね!
日本でやたら人気なマグニフィコが気になっていましたが、福山雅治ハマり役だからね。
ヴィランぽさはあるけれど、願いは国の平和のために一応厳選されていたり、捨てずに取ってあったり、情緒不安定だけれど奥さんに支えてもらっていたりと、ナルシストだが愛すべき点もありつつな印象。
昨年は14個願いを叶えてあげたみたいだから月一以上は働いているのね。
願い自体は忘れるけれど、預けたことは覚えているみたいだから、あれ、何かはわからんが全然叶わんなとかはこれまで誰も思わなかったのかしらね。
あとラストシーンの国民一致団結はみんなよくアーシャの小声聞こえたな、そんでその歌知っとるんかいと小さくツッコミ。
そんな些細なことは考えちゃいかん。
願いを叶えてもらった民も反乱しちゃうのはマグニフィコへやや同情。
妻にも見捨てられて閉じ込められて、歳は取らなそうだけれど退屈そうだね。
ジーニーのランプ的なかんじかしら。
アーシャは生田絵梨花ちゃんの印象に引っ張られていたせいか、想像よりおてんばなイメージだった。

歌はメイン曲は聴き馴染んできたけれど、セリフのような部分が多くてどうにも難しいね。
他も「誰もがスター」の部分くらいしか全体で覚えられそうな繰り返しは無かった。
国の紹介やマグニフィコのビックナンバーも好きだけれど歌えるかと言われたら無理。
過去の声優陣がセリフや歌に参加しているのは素敵。
歌割りをまとめてくれているYouTubeに感謝。
風間ぽんや浅倉さんの一言セリフはさっぱりわからなかった。

絵のタッチが手描きとCGの間のような不思議な風合いで、刺繍の表現などが可愛いなと思った。
特に引の絵はどの場面もポストカードにしたいくらい可愛い。

100周年ということもあり、過去作品のオマージュも盛り沢山。
全然気付けずこちらもYouTubeで有識者の解説を拝見。
マグニフィコへの弟子入り志願のアーシャは魔法使いの弟子くんだし、
友人達は7人の小人。
願いの中にはオーロラのドレスやピーターパンが登場。
エンドロールには過去のマイナー含む作品のキャラが星座のように表現され、エンドロール明けには100歳になって楽器を始めた祖父が星に願いを演奏。
きっとまだまだありそうな雰囲気。
こういう古参も大切にするところが良いですよね。


いろいろ書いたけれど、1つだけ。


スター可愛すぎだろおおおおおおおぉ!!!!!
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