たわ

黄色い雄牛の夜のたわのレビュー・感想・評価

黄色い雄牛の夜(1996年製作の映画)
2.8
うーん…何を訴えたいのかもそうだけど、ストーリーも登場人物がごちゃごちゃしてて、よく頭に入ってこなかった。

トルクメニスタンは今でこそニヤゾフ、ベルディムハメドフの国、という感じがするけど、この時代にはソ連の一国にすぎなかったんだなぁということを改めて思った。トルクメニスタンのこの時代についての映画を見られたというのは、その意味で貴重だったかも。

あとは、トルクメニスタン民族固有の文化表現や郷土愛みたいなのは少なかったように感じた(絨毯と楽器と帽子くらい?)。これは、もはやそれら民族愛みたいなものがテーマになるんじゃないか、という勝手な想定の下、劇場に足を運んだせいで、期待を下回っただけかもしれない。
この映画についてもっと深めるには、もう少しソ連史、ソ連崩壊の後の歴史についての勉強が必要なのかもしれない。
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