映画なのだから、まずは映像から気合いが感じられるのがやっぱ良いですね。
編集による時間感覚も良い、ちゃんと待つべきところで待てている。プロの映画でも最近はそういう映画が減ってきてると感じる中、そういう時間が流れるのを感じてほしいという意思が伝わる。
そんな時間感覚は、主人公が吃音というのも大きいのかもしれない。喋るのがどうしてもゆっくりになってしまう。それを主人公と同じ時間の流れで、時間を共有することで、主人公の心情とかがしっかり伝わってくるんだろう。そんな時間感覚は『ドライブ・マイ・カー』の手話にも通ずるのかもしれない。