RyoSさんの映画レビュー・感想・評価

RyoS

RyoS

ZOO(1985年製作の映画)

3.2

キチガイで変態でとてもいいんだけど、音楽が睡魔だった。自分はストーリーが好きということも再確認
カタツムリが良かった

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

割と原作に忠実なゴジラだった。映画の隅々に散りばめられている反戦への想いが重い。

ゴジラの圧倒的な強さを最大限の効果で魅せている。最近そこまで強そうじゃないと思ってしまう隙を与える映画が多い気がして
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

2.7

マンガ読んでる気分(ある意味原作に忠実なのかもしれない(?))
CGがボリウッドと同じレベルなんだけど、果たしてゴジラ-1.0がどれほどすごいのか気になる

西部劇でよく見る展開なので、西部劇ファンと
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.7

『CLIMAX』でギャスパー・ノエ監督が「ドラッグは危ない、という映画を作りたかった」みたいなこと言ってたけど、この映画も多分同じくらいシンプルなんじゃないかと思った。

3時間ずっと悪夢を見ている感
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.3

法廷劇でセリフ多くて脳みそで観る映画だった。

法廷劇は有罪か無罪かみたいな二択に焦点絞る映画は多いが、これは判決後の心情が丁寧に描かれていて新鮮だった。
前情報無しに観たけど、基本的にはシーンでそれ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.7

服や海の質感が生成AIが作ったみたい。なのが苦手だった。ヨルゴス・ランティモスの毒味のある設定とその中で描かれる人間味のある情緒が好き。

こんなクセ強映画でTOHOの300人以上入る劇場が満席になっ
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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.6

音がひたすら心地よい

このセット見たいなと思ったけど、制作過程を展示してたそうで、すでに実施済みだった。

(2021年製作の映画)

3.5

1901年という設定なのにカット割りにクロースアップがあるの、先進的過ぎる(そこじゃない)

『オオカミの家』と比べてもこのくらいの尺の方が眠くならなくて済む

新聞記者(2019年製作の映画)

3.4

日本でも『大統領の陰謀』みたいな映画が作れるのはいいなぁと思いつつ、日本人が誰も出てくれなかったから主演が韓国人になったという背景が一番闇深いなと感じた。

もっと堅い映画かと思って思ってたけどだいぶ
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新・明日に向って撃て!(1979年製作の映画)

3.4

雪、水、スキーといった西部劇でも珍しいシーンが多くて面白い。

話はなんてことはないし銃撃戦は少なめでジャンルとしてはコメディなんだけど、従来の西部劇に見飽きてきた人にとっては妄想を映像化したようなシ
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.5

TikTokやYouTubeに比べると映画は一本一本の体験が濃厚すぎて心の底から満たされる。
ホラー観るときはいつもオチをどう付けるかが一番難しいなと思いながら観てるのだが、今回はとてもスマートだった
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.6

観たあとに恋人と松濤公園や宮下公園に行って「役所広司が掃除したトイレだね」ってトイレ巡りするクリスマス・イブは来ませんでした。

光が柔らかく、色味が素敵。外国人の見る東京は惑星ソラリスやロスト・イン
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.5

王道すぎるストーリーだったが、この四要素を生かした世界観と映像表現を存分に楽しめたのでオッケーな気がしたし、そのPIXARの技術すごいなと思った。

そばかす(2022年製作の映画)

3.4

落ち着いた固定長回しにより、連続的な時間の流れを登場人物と一緒に堪能することができたのだが、長回しを大切にするのは監督が演劇出身だからなのか

主人公と同世代というのもあって、リアルすぎて観るのきつい

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

2.7

飛行機という劣悪な環境だったことを考慮しても、あんまり好きになれず。
単純にキャラクターに魅力が感じられなかったし、ティム・バートン映画が苦手なのがほぼ確実な気がする。

パディントン(2014年製作の映画)

3.0

パディントンに行く前に予習として
英語圏の男の子宇宙飛行士を夢見がち
映画ではあるあるだが一般家庭として出てくる家が豪華すぎて全然一般じゃない(原作はメイドもいたらしいので設定から一般家庭ですらない)

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.5

子どもの時楽しんだインディと似てるんだけど、どこか物足りない...冒頭とかスター・ウォーズEP7にそっくりだし、最近流行りなのかCGのファンタジックな質感丸出しだし、遺跡やアイテムとのバトルより敵との>>続きを読む

アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

3.3

一緒に観た友人が会議室のシーンがチェンソーマンだと言っていたので、実質チェンソーマンの上位互換

ミュージカルの歌がめちゃめちゃうまいの、アメリカ映画って感じ

シャトーブリアンからの手紙(2012年製作の映画)

3.5

実際の事件を題材に一切の装飾なしに描かれているように見えた。このように命令と良心の葛藤を描くことで戦争という過去の過ちから人は何か学べるはずだが...

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

千と千尋の神隠しとハウルの動く城とインセプションとすずめの戸締まり

もう少し取っつきにくいのを想像していたが、結局冒険活劇になるのは古き良きジブリって感じ。ただ亡くなった妻の妹と結婚するのはあんまり
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ドッグヴィル(2003年製作の映画)

3.7

舞台装置の特殊さが全然気にならなかった。若干『荒野のストレンジャー』みを感じた。ムラ社会の雰囲気は西部劇でもたくさん描かれてきたが、それをメインにスポットを当てて生々しく描いたのがドッグヴィルな気がす>>続きを読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク 4Kデジタルリマスター版(2000年製作の映画)

3.6

とてもストレスの溜まる映画だった。
セルマと警察官のやり取りのグダグダさから感じられる人間臭さがめちゃめちゃ良い。

ミュージカルにはそこまで乗れなかったけど、それでいい気がする。主人公は終始葛藤が多
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ニンフォマニアック Vol.2 ディレクターズカット完全版(2013年製作の映画)

4.1

エロスな美の映画だと思って観たら全然違った。久々に傑作を観て心が満たされた。

人間の欲望と心情を、一夜のおしゃべりというしんみりする状況で描いてて、徹夜でエモい話をする大学生みたいな気分になった。そ
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ニンフォマニアック Vol.1 ディレクターズカット完全版(2013年製作の映画)

3.6

Vol1とVol2は全く独立してない。普通の映画なら分けずにインターミッションにするくらいには繋がっているのに、この分け方はなんかしっくり来る。

詳細はVol2で

怪物(2023年製作の映画)

3.8

人が物事の一面しか見てないといかに誤解してしまうのかを、追体験できるというだけでも価値がある。人が物事をどう見ているのか、それに対してどう思うのかがとても丁寧に描かれている。

ラストもとても好き。そ
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山女(2022年製作の映画)

3.4

98分ひたすら陰湿で重いのだが、この映画は98分間息苦しさを味わわなきゃいけないんだと思う。

自分は少し苦手だけど、最近はひたすら個人の世界だけを描く主観的な映画が流行っているのかな。SFになりそう
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.6

スター・ウォーズの要素満載だった。マリオ関係ない部分の8割くらいはスター・ウォーズな気がする。

ゲームでは横からしか見れないのを、メイン横からにしつつぐるっと一回転して立体的にも見せていて、「もし前
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.4

う~ん、やっぱりアカデミー作品賞はあんまり馬が合わない気がする。

映像的体験という意味では圧倒的だし、ハチャメチャな世界観を観客置いてけぼりにせずに浸からせる術は素晴らしいんだけど、結局親子愛に帰着
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少年と犬(1975年製作の映画)

3.8

こういう文明が破壊されたディストピアものは好きですね!

主人公とヒロインの出会い方から裏切り、裏切られまであるあるの展開で、あるあるなストーリーをディストピアで倫理観がない世界観で楽しむ映画かと思い
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#マンホール(2023年製作の映画)

3.3

本当に痛いことに耐えるときは、口開けて叫ぶのではなく食いしばるのでは...?

前半感じた違和感がしっかり回収されている。SNSの使い方も現代って感じがしてよかった。

ただ特に前半観客を信頼していな
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.6

海のシーンで眠くなってしまったのは『恋恋風塵』の時と一緒。もっと頑張りたい。

SNSやスマートウォッチなどの電子機器が多用されているが、使い方がかっこいい。このくらいやらないとダサくなっちゃうんだろ
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RRR(2022年製作の映画)

3.7

スター・ウォーズエピソード4の下位互換(褒めてる)

サークルの人とふらっと映画観に行くとかいうコロナ前によくあったエモい展開で鑑賞。CG使いまくりのコテコテアクションエンターテインメントだが、そんな
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