自分で選択するも委ねるも自分の判断。
1日35,000回の判断をするのは事実か否か。それでも未来に向けて過去との折り合いを付けるのも必要だろう。
6篇のオムニバスながら伏線が回収されていく模様は部屋が綺麗になるのと同様に気持ち良い！笑った！
福岡を舞台にした作品。
しかもロケ地の博多南駅周辺は我が地元近く。
これは観なければならないだろうと行ってきました。
ひとまず2週間限定上映だそうなので、気になる方は今週観に行ってください。
上映期間延びるといいなぁ。
この作品は2022年『夜を越える旅』で映画ファンの一部で話題になった萱野孝幸監督。
作品としては荒削りな部分もありますが、飽きさせない構成、笑いの提供、何よりも舞台セットのこだわりは評価して差し上げるべきでしょう。
あれだけのゴミ屋敷をセットとして作り上げたのは凄い！
もはや芸術の域です。
個性豊かな清掃会社のメンツも良かったですが、各短編で取り上げられた登場人物たちがみんな良かったですね。
元AKB48の肩書きがある武藤十夢は名前は初めて認識しましたが、とても美人で惹きつけられます。今後も主役・ヒロイン級の役の抜擢を期待したいところ。
主役の篠田諒もピアニストを断念して清掃会社スタッフとして働く転身と働く中で見出していく大切な何かの表現が見事でした。
けど、個人的にハマったのは社長役の北山雅康ですねぇ。クセが強くていい！
ザ・バイプレーヤーという空気感がたまりませんでした。
〈キャスト〉
白高律稀(篠田諒)
市木八吉(北山雅康)
岸田万莉子(武藤十夢)
青原明日華(中村祐美子)
Vhong De Guzman(関岡マーク)
金田繁男(泉谷しげる)
※2023年新作映画91本目
