「コールド・プレイ」「エスケープ/暗黒の狩人と逃亡者」「ザ ・ウェイブ」のローアル・ユートハウグが今度は怪獣映画に挑戦!
伝説の怪物トロールが大暴れするおはなし
ド直球に怪獣映画で茶化しもせずに大真面目に怪獣を描いた作品
「トロールハンター」や「ヒルダの冒険」で観たような設定も引き継いでました
こういう伝説のバケモノが本当にいる系の映画は最高!
ゴジラ、ゴジラ言われてるけどゴジラはゴジラでもめちゃくちゃエメリッヒのゴジラを意識したような演出がめちゃくちゃ多い
足跡とか街中のシーンとかユートハウグ監督は本当に分かってる奴でした
トロールのCGはめちゃくちゃ気合い入ってるし神話と絡めた設定も良いし
怪獣映画の登場人物は無駄に多いけど今作はコンパクトに纏まってて最高
ランタイムも100分と気軽に観れるかなりよく出来てる作品
まぁ予算の限界なのか街をあんまり破壊しなかったのが残念
クライマックスのオスロでの決戦は避難が完了しててほぼ無人なのが残念
パニック映画や怪獣映画では避難命令を出すのが遅ければ遅いほどいいのに今回は早すぎ
予算面でしかケチつけられない素晴らしい怪獣映画でした
ユートハウグ監督にはがらがらどんの実写版撮ってほしい
かなり楽しめる怪獣映画なので観ましょう