このレビューはネタバレを含みます
◎長いです
大前提として、わたしは
・ワンピ全巻読んでる、大好き
・Ado自体は好きでも嫌いでもないがメディアのAdoのゴリ押しがマジで嫌い
です。
予告時点で、大人の事情が絡んだただのAdoの接待映画にしか見えなかったし、本当に嫌で嫌で仕方なかった。ワンピのためにAdoを起用したんじゃなくて、Adoのためにワンピを使ってる…と思いながら行ってきました
期待値を下げに下げて行ったので、感想としては「思ったよりも良かった」
前半のライブシーンは確かに多いけど、「戦いの手段」としての「歌」、という感じの描写だったので納得もできたかな〜
あと歌唱シーンのウタがめちゃくちゃ可愛い!作画がすごく良い!
ただ、幼少期のウタの歌声を今と全く同じにするのはどうかと思う。歌声に合わせるために声優さんも声を変えることができずっぽかったので、そんなことをするくらいならあの件入れないでほしかった
「赤髪が導く終焉」とは一体なんだったのか……シャンクスの出番なんかめちゃくちゃ短いよ
ウタのキャラ造形は(最後死ぬとこも含めて)かなり好きだけど、ワンピらしいかと言われれば疑問が残る。ジャンルとしてはオマツリ男爵に近い。
ていうかfilm REDではなく、film ウタでしたね(でもfilm Adoじゃなかっただけまだ良かった)
ワンピをしっかり追ってるファンはSWやスタンピードみたいなのが好きだけど、ちょろっとワンピを齧ってる層には今回みたいなのが刺さるし注目されるだろうから、終章前の広告としては最適だったのかな
上記以外で「それは無理があるやろ」と思ったシーン
・何度もぶつ切りで挟まる回想
・サニー号の謎のキャラ化
・覇気の便利アイテム感
・最後シャンクスの覇気だけで秒でやめるか〜ってなる大将2人
ウタ関連以外で思ったこと
・トットムジカが美樹さやかとワルプルギスの夜を足して割ったような感じだ
・コビーが海軍側の「新時代の英雄」なんだな
・ロビンがマジで最初から最後までかわいい、作画が良い