ミュージカル風な点について、確かに音楽演出は、音楽や映像そのもののクオリティが低かったり、映画の内容的に無理矢理感動を誘うような入れ方をされると冷めがちではあるが、今作はそれが全くなく最高であった！！！
ウタのパフォーマンス、映像美、曲、Adoの歌声、が超ハイクオリティ。また、ウタ本人には歌しか自分にはないというアイデンティティが明確であり、物語全体も歌に全てをかけた人々を前提に進んでいくので、歌パフォーマンスが多いことに全く違和感はない。また、能力の発動条件や計画諸々をしっかり遂行するためのライブパフォーマンスは必要であることなどから、物語全体としても辻褄があう。劇場版ならではの盛り上がりとクオリティを見れて最高である！！
あとは、ここまで赤髪海賊団にフィーチャーされたのは原作でも無いので、最高すぎた。
赤髪海賊団のまともな戦闘シーンは初めて公開された点、クロスプレイさながら共闘する流れ、トドメの一撃を合わせるルフィとシャンクス、家族を守るため凄まじい覇気を放つシャンクスの男気、最高でした。
ただこれは原作にも、前劇場版スタンピードにもいえることなんだけどやっぱりワンピースは、麦わら海賊団の話であって欲しいんだよな。ルフィとゾロ以外ぶっちゃけほぼ戦力になっておらず存在価値が薄れてきてしまっているが、麦わら海賊団を中心においた展開が大好きなので、いつかそんな展開を再び…
