すみ

渇水のすみのネタバレレビュー・内容・結末

渇水(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

荒っぽい映像が合ってた。
気持ちや希望の渇きと水不足の渇きがリンクしていて、すぐに世界観に浸ることができた。

岩切がテロを起こすシーンは突然で驚いたけど、流されて意思を持たずに生きてきた
彼が自分自身を救うには、あれくらいのことが必要だったのかもしれない。

姉妹を救うことが岩切自身を救うことになり、それがポジティブな未来に繋がっていたので、観終わったあとは少しだけ救われた気持ちになった。
あと、磯村勇斗が主人公の後輩役をしているのが好きだと気がつけたのが発見だった。積極的に見たい。

個人的には空気と太陽に並行して水が来るのはあまりピンと来なかった(水はそのまま飲めないから)ので、その比喩があまりピンと来なかった。あそこまで暑い中で電気が止まってたら、姉妹は先に熱中症で死んでしまうような?
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