原作・アニメ未読です。
単純に蜷川実花さんの映像・世界観が好きな人であれば観に行って損はないと思います。
映像はもちろん美麗、物語もわかりやすいし、監督の苦手なアクションシーンも少ないので、少なくとも上映中退屈だとは一切思わなかったです。
本当に面白かった。。。けど1点どうしても気になるのが、女郎蜘蛛役の吉岡里帆。
問題点その1
映画やドラマにおける、日本人の金髪カツラはどうしてコスプレ臭くなるんだろう？
この映画の中には、もっと現実離れした青色、オレンジ、銀色、赤色の髪をしているキャラがいるのですが、そこまで浮いてる感じはしない。
現実的には金髪に染めてる人は結構いるはずなのに、あの女郎蜘蛛だけが何故か浮いてる感が最後まで取れなかった。
問題点その2
吉岡里帆はどんな役でも吉岡里帆
この映画の上映前に流れた予告編でハケンアニメという映画の予告流れてました。
主演は吉岡里帆、メガネをかけた真面目そうな感じのアニメプロデューサー？役でしたが、やっぱり印象は吉岡里帆そのままです。
女郎蜘蛛という役は魔女、人の弱さに漬け込む怖さ、そして人を惑わす色香と美しさを持つキャラのはずです。
吉岡里帆はグラビアもやってるし、本当にきれいな人なのですが、この人からはそれ以上でもそれ以下でもない、っていう印象しか受けないのです。
これは演技力のせいなのでしょうか？誰か教えてほしいです。
正直、吉岡里帆さん浮いていました。それがこの映画で気になった唯一の点です。
