このレビューはネタバレを含みます
原作を読まずに鑑賞してきました。
まず映画が伝えたいメッセージとして、以下の２つを私は感じ取りました。
1.等価交換
鋼の錬金術師でもこのテーマは扱われている。欲しいものを手にするには、それと同等の犠牲は必要になる。ただ、この映画では、自分を苦しめてまでの他者への自己犠牲は自分を大切にしてくれる人を苦しめるので、皮肉にもワガママ扱いされていました。これは新しい知見で、新鮮でした。
2.全ては必然
ただし運命は必然ではないからこそ、自分で考えて行動して、自分の未来を変えていく必要性が伝わってきました。
その他の感想として、現実世界をあえて？薄暗く描写することでユウコさんの店のシーンでは蜷川実花さんの世界観をより深く汲み取ることができました。
私だけかもしれませんが、主題歌の歌詞とこの映画の伝えたいメッセージ乖離してませんか？
