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ミックステープ 伝えられずにいたことのsanyaaanのレビュー・感想・評価

3.7
【純粋な女の子達の絆が温かい】344

《感想》
YouTubeで予告編を見た時、日本の音楽〝ブルーハーツ〟の〝リンダリンダ〟が流れるのを聞いて、ブルーハーツの音楽聴きたさに鑑賞。
↓その動画はこちら↓
https://youtu.be/x12kUZzmdb4

それ以上に主人公の純粋な女の子の演技に惹きつけられた。登場人物が全て良い人で、そこがまた嬉しかった。
最初のお友達の台湾系の女の子
同じクラスの少し悪い女の子
キュートなギャグが素敵なレコード店の店長
亡くなった娘の話を出来ないバァバ(祖母)

特に前半の女の子3人が友達になって行く様子はほのぼのするし、
亡き親の作ったミックステープの中の音楽を探索する様子は子供ならではの突っ走り。
そして壁にぶち当たる成長は、今の育ての親の祖母の心まで動かす。

ただブルーハーツの音楽のかかる場面が少なかったのが残念。。。

最後まで温かい映画でした。
少し穏やかな映画を観たい方にお薦めです。

《物語》
1999年の大みそか。祖母と一緒に暮らしている12歳のビバリー(ジェマ・ブルック・アレン)は、他界した両親が10代のときに作ったミックステープを発見する。祖母から親の話を聞かされずに育ったビバリーは、壊れているそのカセットテープに収録された曲を調べれば両親のことを詳しく知る手掛かりを得られると考える。テープを調べるうちに、彼女は変わり者の隣人エレン(オードリー・シェ)やタフな性格のニッキー(オルガ・ペッツァ)、レコード店主人のアンチ(ニック・スーン)と出会い、交流を深める。

監督
ヴァレリー・ワイス
出演者
ジェマ・ブルック・アレン
オードリー・シェ
オルガ・ペッツァ
ジュリー・ボーウェン

《こんな話》
・亡き親の作ったミックステープ
・12歳少女の仲間
・葛藤

《関連する映画》
・スタンドバイミー(純粋な幼少時代)
・シングストリート(子供のバンド)
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