渡辺智子

メタモルフォーゼの縁側の渡辺智子のレビュー・感想・評価

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)
4.1
漫画が原作らしいのですが読んだことがない。本屋のレジでバイトしてる芦田愛菜とたまたま漫画を買った老夫人の宮本信子が出会う、きっかけはBL漫画。2人は交流するうちに薄い本を作りコミティアで売ろうとするが。夫を失く一人暮らしの夫人と高校生との交流が微笑ましい。他の映画でもあったがBL漫画はあんまりカミングアウトできない分野なので隠れて楽しんでた芦田愛菜が堂々と宮本信子と話できて心から嬉しい様子。別に大きな事件が起きるわけでもないけど芦田愛菜のちょっと気にかけてる幼馴染みやそのクラスメートの彼女、宮本信子の習字教室の生徒の光石研、憧れの漫画家の古川琴音らを巻き込んでいく。なんといっても芦田愛菜と宮本信子が素晴らしく特にいつもキョドってる芦田愛菜が素晴らしい、宮本信子の上品な佇まいも素晴らしく、老けメークなんだけど伊丹作品の面影ありませんでした(笑)。本当に好きなものを話出来る友人がいるのは年の差関係なく素晴らしいものだ。最後宮本信子の作る料理が凄く美味しそうでした(笑)
某アニメ作り映画みたいにBL漫画が実際に出てくるのも⚪でした
渡辺智子

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