白米

メタモルフォーゼの縁側の白米のレビュー・感想・評価

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)
4.0
好きな物を語り合うのに世代とか関係ないですよね☺️
今作はある一冊の「本」をさかいに出会う女の子とおばあちゃんの話です。
芦田愛菜ちゃんが演じる女の子「うららちゃん」と宮本信子さんが演じる「雪さん」の出会いから会話のシーンから、尊くて、雪さんの住むお家も雰囲気が良くて良きです😊
世代が違うからか2人の話の内容にややジェネレーションギャップが感じるのですが、そこがまた良くて、宮本信子さんの演技とか可愛すぎて輝いてました!
芦田愛菜ちゃんのちょっと挙動不審な演技やひたむきに頑張る様は観ていて感動しました😄(あと主人公が作った本もめちゃくちゃ良き!!)
幼なじみの男の子もストーリーにがっつり絡んでこず、いい感じの接し方、空気感で良かったです。

最後の流れは、少しご都合主義な感じで否めないのですが、まぁ置いといて
夏の前に観る清涼感満載の最後までスッキリした様な映画でした🙌❗️

原作はまだ最後まで読んでいないのですが、帰って続きを読みたいです😌

(2人の関係を見ていて、学生の時介護のアルバイトをしていたのを思い出しました。
目が見えないおばあちゃんで、お部屋の掃除をする側で何か話題がないか趣味を聞いたら小説が好きだったみたいで、私は余り本を読まず昔読んだコナンドイルのホームズの話をしたらホントにすごく喜んでくれました。
それから、毎回モンテクリスト伯やとっとちゃんや読んだ本の話をする内に私も楽しくなってきました。なのでこの映画の2人を見ていて、雪さんをおばあちゃんと重ねちゃって、ちょっと感傷に浸っちゃいました。)
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