『PLAN75』の前にこちらを観ておくべきでした…両方観る予定の方は絶対に本作を先に観てください。笑
凄くほっこりする素敵な作品です。
お婆ちゃんがBL本に出会うだけの話だったら微妙かなと少しだけ懸念していましたが、本作のテーマは【向き合うこと】でした。
"人"と向き合うこと
"将来"と向き合うこと
"好きなもの"と向き合うこと
つまりは"自分"と向き合うこと。
ライトな青春物語だけどテーマが好きだった。
ただちょっと『PLAN75』のせいで
お婆ちゃんいつ死ぬんだろう…このあとお婆ちゃんどうなるんだろう…とか考えちゃって
お婆ちゃんが笑ってるだけでもう お婆ちゃん…!!ってなって泣きそうだった。笑
ということで、そういう感動は本来ならそこまで多くない作品だと思うので、その分のスコアは上げませんでした。笑
(Filmakers のスコアが高くて驚きました。単体でも感動する映画なのかな？ちょっと正常な判断が出来ません…笑)
芦田愛菜は多分30歳くらいになったら性格と演技が合う気がする。
悪いわけではないですが30~40でもっと良い女優になる予感がする。(占い師か)
あと漫画原作を少しだけ試し読みしました。映画にする為に端折っているポイントで私が好きだった部分があるので、漫画の続きも読んでみたいなと思いました。
劇中で好きだった部分
※ネタバレ※
◯漫画を描くことを「あんまり面白くない。けど嫌じゃない」と言った主人公が無事印刷屋さんに渡した帰り道で「楽しかった」と呟いたこと。
◯雪さんが先のことなんてどうなるか分からないと背中を押すシーン。
(ちゃんとした台詞覚えてなくてすみません。汗)
◯くっつくのかなと思ったうららと男の子が普通にくっつかず友情で終わったこと。(にしてもなにわ男子ってやっぱり可愛いですね。全然詳しくないけどクレジット見て何だか納得しました。)
総じて
「先のことなんて何とかなるのよ。ほら、人生悪くないじゃない？」みたいな緩くて明るい未来を見せてくれる作品でした。
あと物語とは関係ないけれど、私の両隣に座っていたのがどちらもお一人様の男の子で、BLの話をどんな気持ちで観るのだろう…と少しﾄﾞｷﾄﾞｷしていたのですが右の子はめっちゃ楽しそうだったので何よりです。笑
