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メタモルフォーゼの縁側のペコのレビュー・感想・評価

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)
3.5
女子高生と75歳の女性がボーイズラブ漫画を通して交流を深めていく物語。大女優の宮本信子と、天才子役の芦田愛菜プロの共演。出会うことのない2人が、ふとしたキッカケで互いのボーイズラブへの愛、そして友情を育んでいきます。周囲の目や期待を気にするのではなく、好きなものは好きって堂々と言えることの素晴らしさ、大切さを感じる心温まる素敵な作品でした。好きなものに年齢や性別なんて関係ない!うららや雪さんのように、縁側でオタクトークが出来るような関係って素敵だし羨ましいなと思いました。BLネタですが内容としては軽め。10代の子たちにも観て欲しいし、人生に疲れた時に観ると、ホッと出来そうな作品かな。泣けるほどではありませんでした。
派手な映画ではないけど、ほのぼのした良い話。良い人しか出てこない。でも期待していたよりも大きな展開が無かったのが残念でした。75歳の雪さんが海外で娘さんと同居するようになるのは予想外でしたし、元カノと別れの場に行く幼なじみに“途中”までついていくっていう謎の行動が気になりました。
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