元々原作のファンで、うららを愛菜ちゃんがどう演じるのか楽しみだった。愛菜ちゃんの性格がどんなもんか知らないけど、どちらかというとうららとは反対のイメージがあった。
漫画が映画化された時に、冴えない主人公を演じている俳優さんがあまりにもキラキラしていて違和感を感じることがある。いやいや、どう見てもあなたがクラスで一番ですよって感じなのに、クラスで一番可愛いあの子とかが別で出てきたりする。これは映画なんだから!と考えても、どうもしっくり来ない。
この映画は違和感を一切感じることなく観れた。愛菜ちゃんは相変わらずとても可愛いのだけど、うららにしか見えなかった。何かを書く時にあの背を丸める感じ。優しく信頼できる感じ。私が思っていたうららそのもので嬉しかった。
メタモルフォーゼの人間関係って、距離感がとても心地良いよね。