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メタモルフォーゼの縁側のMのレビュー・感想・評価

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)
3.7
【あらすじ】
「このマンガがすごい!2019オンナ編」第1位のマンガが原作。人付き合いの苦手な女子高生と、夫を亡くした孤独な老婦人がBL漫画を通して交流する姿を描く。

【感想】
内向的でいわゆる陰キャのうららが、カースト上位のクラスメイトに対する嫉妬や憧れといった感情を抱くところがすごく人間らしくて、痛いほど伝わってきた。そんなうららが、BLに対してオープンでアグレッシブな老婦人・雪さんとの出会いを通じて、少しずつ自分の気持ちに素直に、成長していく過程がよかった。
雪さんは雪さんで、若い頃の自分とうららを重ね、子どもの頃叶えられなかった想いを叶えていく姿がよかったし、友情に年齢は関係なくて、好きなものを好きと言い合える友達って最高だよね〜!!!とあたたかく、前向きな気持ちにさせてくれる作品でした。
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