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エルム街の悪夢のaiのレビュー・感想・評価

エルム街の悪夢(1984年製作の映画)
4.0
当時は「夢と現実の境が曖昧になる」という演出が非常に斬新だった。またフレディというホラー界にアイドルキャラクターが初登場した記念作。

かつてのホラー御三家といえばドラキュラ・狼男・フランケンだったが、その後「13日の金曜日」のジェイソン、「ハロウィン」のブギーマン、そして「エルム街の悪夢」で初登場したフレディが、ホラー界のアイドルキャラとして君臨しているのだ。内容どうであれ、観る価値はあるだろう。

フレディは、後の作品になればなるほど饒舌になるが、1作目では悪趣味なマシンガントークは当然控え目。その素性はほとんどナゾのまま、古くからある『数え歌』の存在とあわせて都市伝説のような雰囲気を漂わせており、それもまた夢と現実の曖昧さを演出。

映像やら何やら細かいことは抜きに、第1作目初登場フレディを楽しんでほしい。
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