みぃりりの甘いプリン

ハケンアニメ!のみぃりりの甘いプリンのレビュー・感想・評価

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)
3.0
原作未読。
鑑賞後、原作を読みたくなる作品。
視聴率、円盤(箱)の売上が覇権の評価になっているので映画の舞台が現代なのか? と、街のモブがスマホを使っているのかを確認してしまった。今の時代、その評価方法は違うのではないか? アニメをあまり見ない層の私でさえ違和感を覚えるので。
(最後に見たアニメはジョジョの5部の再放送。今やってる6部は興味ない。)
アニメやテレビ業界に詳しい方々なら異論バリバリではなかろうか?


これ、朝ドラで見たかったなぁ。
アニメ業界を舞台にした超絶駄作朝ドラ「なつぞら」とついつい比べてしまった。
この原作を元にこの映画スタッフで朝ドラを作ったら名作朝ドラになっただろうなぁ。
アニメ制作と宣伝のやり方。原作の無いアニメをゼロから作っていく過程。丁寧に描かれて、スタッフの思惑なども絡めてあって見応えがあったから。
朝ドラの半年枠でもっと登場人物の掘り下げたストーリーを見たかった。

主役二人よりプロデューサー二人に感情移入してしまった。
この二人のドラマが面白みがあった。
オノマチのパンツルックは神。
銭湯のシーンで、女性銭湯絵師の騒動を思いした。(あの祭りが懐かしいな)

【気になった箇所】
・神作画の子がいい!
・中村倫也さんがイケメン役。
 イケメンと言われるとそうかなぁ、ってなるんよ。
(可愛いんだけどね。ファンなんだけどもね。)
・吉岡里帆さんがダサ女子の役だったんだけど。モブと比べるとオーラちがうわ、さすが女優さん! 
 ってなったんだけども。アイドル声優さんの方が可愛かったという。
・アイドル声優さん、激かわっ。本当に声優さん? って、ググった。
・パットはチャックのあるバッグにいれとけ。いや、むしろケースに入れろ! 
・雨の中で落ち込んでるヒロインを転ばせるのって邦画のノルマですか?
・カップ麺のコラボにヒロイン激怒のシーン。
どんなことでも名前を売るってのは、業界では当然のことなのでは? 長くパ・リーグのファンをやってるので、広報の苦労を知っている。
野球でも名前を売るために苦労しているのに。作品の質だけで勝負しようとするヒロインに違和感しかなかった。