ひとみ

ハケンアニメ!のひとみのネタバレレビュー・内容・結末

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

お仕事、業界モノの映画なんだけど、
なんというか、「勝手に付けられたラベルで人を区別するのはよくないです」っていうのを感じた映画でした。
「役所から転職した新人監督」「天才イケメン監督」。
瞳はあくまで自分の信念に基づいて作品作りをしているように描かれていて、どちらかというと「ラベリングされる側」なのかと思いきや、主役キャストを「客寄せ声優」としか見ていなかったりする。結果、良いものを作ることができない。

結局一番状況をフラットに見ていたのは、柄本プロデューサーだったかも。
そういう私も、最初は「監督のことをこき使うプロデューサー」としか思っていなかったなぁ、と物語後半にかけて気づいて、反省しました

秩父の田舎っぽい駅ってあんなに利用客いるんか?ーとか思っちゃったけど、市役所と作画スタジオ?のシーンがあるのも良かったなぁ〜。

あとは、エクレア食べたくなるし主題歌も好き!

総じて、「たくさんの人の情熱があって、アニメが出来ている」というのを、映画を通して改めて知れただけでも、観て良かったかな。


ただ、夜中までキリキリ切り詰めて働いている姿を見ると、業界の方々が長生きできますように…と願わずにはいられなかったです…
ひとみ

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