アニメ製作をする新人監督を描いた作品です。
WOWOWで録画したモノを視聴。最初はダラダラ観るつもりでいたのですが、中村倫也さん演じる王子監督が登場したあたりから、完全にのめり込んでしましたし、序盤の吉岡里帆さん演じる新人の斎藤監督とカリスマである王子監督の対談シーンからは一気にテンション上がりました。
中盤のある出来事からいろんなことに気づき、一気に成長していく斎藤監督からは目が離せません。主演声優さんとの絡みも見どころ。ここまで見てから冒頭からを振り返ってみると、柄本佑さん演じる行城プロデューサーの凄さに感服。普通に考えて、カリスマと新人ってあり得ない対談だったんだなと気づきます。
それぞれの監督がクリエイターとして、何を貫くかを描きつつ、物語はラストへ（ネタバレになるので割愛）。
劇中のアニメ2作のストーリーも面白い。特に「サウンドバック」はマジで全12話観たい（どこかで企画・制作してくれないかな）
このところ、自宅でダラダラ観ていることが多いのですが、久しぶりに画面の前から動くことなく、エンドクレジットまで観てしまいした。本当の最後の最後の柄本佑さんの演技に合わせてガッツポーズしてしまったほど、気分よい終わり方でした。
2時間ちょっとという上映時間では描き切れていない人達もたくさんいるような気がしたので、原作も読んでみようと思います。（特に原画制作会社がよくわからなかった）
※追記：私的にはめっちゃ刺さりましたし、時々観たい作品になったので、遅ればせながらBlu-rayを注文
