笑って泣けて熱くなる、雄英高校1年A組の活躍を描く劇場版第二弾です。
キャラクターの説明や個性(能力)に関する説明部分は一切ありませんので、原作もTVアニメも知らない人には敷居が高いかも。
平和なヒーロー活動を学ぶ1年A組の面々の前にいきなり強敵ヴィランが現われます。他のヒーローも教師もいない状況。名ヒーローになるとヴィランの方から現われるのであれば、彼らは間違いなく名ヒーローです(笑)
島民を守りつつ、それぞれの個性を活かした活躍は見事です。個人的には麗日さんが大活躍で個性の使い方でこんなことができるんだということに感心しました。また梅雨ちゃんにはそんな能力もあったの?と驚く場面も・・・。
後半では個性を活かした連携で敵を追い詰めていきます。ブラッククローバーのヤミ団長の激励である「今ここで限界を超えろ!」が聞こえてきそうな、ギリギリかつ満身創痍な戦いは見応えあり。
敵ボスの猛攻の前に、自らのヒーロー感から1ミリもぶれない最後の決断をするデクくんがとても格好いいです。ラストへほぼドラゴンボール超です。地球壊れそう(笑)
誰かのヒーローになることで一歩ずつ成長していく1年A組の面々がとても頼もしくみえる良作でした。