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呪怨車 JUON SHAのYSKのレビュー・感想・評価

呪怨車 JUON SHA(2008年製作の映画)
1.1
作品ページができたのならば教えてくれよ!
数か月前にうっかり見てしまい、見てしまったからには感想を残そうかと思ったら作品ページがなく、悔しいからFilmarksさんにリクエストをしてから早数ヶ月!
前まではマメにチェックしていたのにしばらく失念していたせいで一番乗りを奪われてしまいました!ファック!

というわけで既に記憶は曖昧なわけですが、かつて『呪島』という歴史に名を残すレベルでの糞映画を撮られた永岡久明せんせーの作品ですから紛うことなき糞です
一から十まで物語の基礎と呼ばれるもの全てに唾棄し、過去に生み出されし名作と呼ばれるもの全てを踏みにじり、未来永劫に渡り他の映画という芸術文化の地位を貶め続けるために撮影されたであろうことは間違いありませんし、要約すると糞です

いちおう若い男女が中古で購入した車に乗ってキャンプに行ったところ、その車はかつてそのキャンプ地で発生した事件によって惨殺死体が発見された車で、しかも殺害された女性の霊がとりついていて人を殺してまわるよ…というお話があります

ただ、こんなテーマでも糞と焼けば糞になりますし、糞と蒸せば糞になるわけです

序盤で一行の前に現れ意味深なセリフを吐いた浮浪者は、終盤に再登場したことから何か重要な役どころかと思いきや以前の事件で捨てられていた中古車を売りに出しただけです

途中一行の前に現れた怪我人は、怪我しているはずの腕で車に乗り込んできたり、倒木を動かす際にも痛む様子を見せなかったことから「怪我をしたフリをして襲うに違いない」と思わせておきながら全くそんなことはありません

多少なりとも知恵を絞って書いている脚本であればミスリードを疑いますが、最終的に女性を殺した犯人が、その車だと気がつかずに購入したという目は潰れ鼓膜は吹き飛びぐうの音も出ないように喉が切り裂かれるような大オチを選んでしまうような大先生ですからミスリードでも何でもなくただの糞でした

みんな、視聴前にちゃんと誰が監督か確認しようね!
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