3時間ありました？？？？
っていうくらい緩急素晴らしくてあっという間。
アトラクション全部乗せのような感じで楽しすぎて、強制的に元気になれます。
ラーマとビーム、火と水、国と民族、赤と青、対比の描写が上手すぎるし、映像美、構図、カット、音、もうどれを取ってもハイレベル。
IMAXではなかったけれど、できるだけ大きなスクリーンがおすすめと聞いて大きなスクリーンを選んで良かった。
配信でもいいかもしれないけれど、圧倒的な映像とスケールを堪能するなら絶対映画館がおすすめ。
今作は大英帝国統治下のインドが舞台で、インド独立運動の英雄であるラーマとビームがもし出会ったら？という発想から生まれたフィクション。
ファンタジックでありながら歴史も思想も盛りだくさんな骨太なストーリーで、ちゃんと理解できていない描写がたくさんあるんだろうな、と思います。
そしてインド映画と言えば歌とダンス！ものすごく魅力的に感じるのは、決して失わない民族の誇りを強烈にアピールするダンスだから。
Naatu NaatuをYouTubeでずっとリピートしてます。
これだけでも元気になれる。
パンフに書いてあったけれども、このダンスシーンは2021年にウクライナで撮影されたそう。
とにかくただ者ではない映画。
今年一番の映画になりました。
