RRRのウンコロリのネタバレレビュー・内容・結末

今年No.１映画。
鑑賞中は手に汗握り、涙を流しては興奮し、終わったときには上記の小さな違和感を飲み込むいやあ面白かった〜という満足感に浸れた。
七人の侍をつくるとき、黒澤はステーキの上に蒲焼のせてカレーかけたような映画を目指したそうだがRRR観たあとの感覚がまさにそれだった。
でもナショナリズム礼賛&西洋コンプレックス…？と思っちゃう描写（ダンスバトルで英国美女がインド人男性に夢中になるとか）が気になって安易に熱狂の翼に舞い上がらないほうが…と気になったりもしたり。
そいえば七人の侍で志村喬が離反する百姓に刀を抜くシーンも共感しがたい場面のはずなんだけどｶｯｯｯｺｲｲｲ!!って感情がそれに勝っていたりする。てなわけで小さな違和感はあれど興奮が呑み込むという感覚は七人の侍と共通していたな。