インド映画らしい音楽とダンスが期待通り素晴らしかった。
アニマルと共闘したり、命を尊んだりしている部分も含めて信念や生き方を貫く姿勢が感動できてほろりとした。
イギリスからの一方的な偏見や差別、暴力に対してNOというインド人の自尊心や抵抗心がある一方で力に対する恐怖が伝わって昨今の世界情勢と絡めて色々と考えさせられた。
今回は”侵略国vs 植民地”という構図だったけれど根本的に命に上下や貴賤をつけるのはおかしいよね(インド人の命と銃弾一発のくだり)という部分においてインドでの宗教感が絡み合った格差的な問題も今後もっとときほぐされてほしいと思わされた。
いろんな考え方や視点での思考や行動が複雑に絡み合って物語が進んだので、結果だけを見てはいけないという言葉のパンチが強かった。
