S・S・ラージャマウリ監督
Dolby Cinema at 新宿バルト9
クソおもろかったなあ、、
圧倒的な熱量とスケールで押し切られる爽快な3時間でした。上映後に自然と拍手が起こったのは、映画祭映画以外で初めてかもしれないです笑。
アバターWOWとほぼ同じ長さだけども、全く長さを感じさせません。稚拙な部分はあるし、「親友が敵同士だった」というプロットもどこかで見たことのあるようなものですが、それらを上回る勢いと熱量で全く気にさせない(気にする隙を与えない)ようになっています。
これから見られる方は是非Dolby CinemaとかIMAXとか、設備が良い劇場で見てほしいですね〜
1920年頃のイギリス統治下のインドが舞台の本作、過激化した反英闘争やガンジーの非協力運動が興った時代。当時の民衆の反英感情は凄まじかったろうし、本作でも敵役の英国人たちを笑える程に露悪的に描いています。単純に気になったのは、この作品がウケるということは、現代の若いインド人にも多少なりとも反英的な傾向があるのかな、ということ。そしてイギリス人はこの作品を見てどう思っているのか(そもそも公開されているのか)も気になりました。