このレビューはネタバレを含みます
ちゃんとおもしろくて、ちゃんと辛かったです。３時間はさすがに長いなぁと思って観にいくのをためらっていたのにまったく疲れるどころか興奮しすぎてあと２時間くらいみたかった復活上映していただき感謝しかない。
『かっこいい』ってすぎると笑っちゃうんだということを知りました。筋肉むっきむきは苦手だけど、そうじゃなくて、むっちむち！って感じが人間というより猛獣感があってさらにかっこよかったです。肩車も最高だしもうあの戦い方が正解。
もちろんかっこいいだけじゃなくて、ラマビムがふたりで過ごすシーンは微笑ましくて、とくにラーマが馬に乗ってビームがバイクで一緒に走るところ好きでした。(わたしの中では、ラーマ×バイクでビーム×馬なイメージだったのでそこがさらに◎)
ビームの、ジェニーがなんて言ってるのかわからないときの表情とか、最後のほうで像が身につけてる弓と矢をみたときの「ん？これだぁ」みたいな表情かわいかった。とにかくチャーミング。
インドの音楽はどこか懐かしくて心地良い。かと思えば心躍るよりもっと踊る音楽とダンスにずっと楽しませてもらいました。頭から離れないからハマるしかない。
そして、おもしろい楽しいだけじゃないからこそ最高にたのしめる作品でした。ラーマのお父さんがラーマに対して槍でもなく銃でもなく「お前が武器だ」みたいなこと言ったところはもう、思い出しても胸が締め付けられる。鞭打ちのシーンも。
エンディングでふたりがターバン巻くところ、なにこの巻き方！ってわくわくしたし本当に最後までずっとおもしろかったな。🐅
おわり🇮🇳
