あひるい

RRRのあひるいのレビュー・感想・評価

RRR(2022年製作の映画)
4.4
(2R目鑑賞後、スコア4.4)
1R目はあまりのエナジーに圧倒されて「よくわかんないけどなんかスゴい」としか思ってなかったけど、少し時間かけて消化したらもいっかい浴びたくなって、2R目浴びたらスゴさと素晴らしさがよくよーくよーーーくわかった!!!

音楽全編良き。ナートゥ楽しい。

叙事詩とか歴史とかちゃんと勉強したらまた新しい面白さも見つけられるんだろうなとは思った。

すごい。どの場面もクライマックス。

「最強の肩車」のラーマさんが戦闘力高すぎのクリムキンイーグルだった。

すごい。とにかくすごい。
何がすごいか説明するより観た方がはやい。



(1R目鑑賞後の感想、スコア3.7)
ようやく観れた。3時間辛かった。歌が心地よくて眠れそうだった。

どちらの立ち位置に自分を置いたらええんやろ?って思ったけど、子供救出の場面から考えるのをやめた。

そしたらおもしろく観られた。

「そうはならんやろ」の連続だった。とにかく派手だった。

消費カロリーの高い映画体験だった。

疲れた。心も身体も。

他のユーザーの感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

話題になっていて気になってはいたものの、3時間という長さがネックで見ていませんでした。最近再び盛り上がっていて、これを逃したら配信待ちかと思ったので劇場へ。
もっと早く見に行けば良かった!
壮大な音楽と大迫力の映像、目の離せないストーリーが3時間に渡ってとにかく続く。全編に渡ってパワーが溢れている。話題になるのも納得の面白さ!
以下ネタバレを含む感想↓












































少女を攫う導入で英国の邪悪さが伝わってくる。セリフ回しや見せ方が巧い。
無数の荒れ狂う人間達の中に一人飛び込み、どれほど攻撃されても決して倒れず、目標を捕らえるラーマ。人ごみの恐ろしさ、それらをなぎ倒していくラーマの力強さ。始まってスグなのに、こんな迫力あるバトルを!?
サンドバックをパンチで破壊する時点でもうテンション高まってる。
狼、虎に追われ、果敢に立ち向かうビームにもまた違ったカッコよさに魅せられた。
少年のピンチを救う為、言葉を交わすことなくボディランゲージで意思疎通をし、抜群のコンビネーションを見せるビームとラーマ、最強か!?
バイクと乗馬、ロープを繋いで飛び降り、少年を救い、濡れた旗で身を守る、そして硬く繋がれた腕!友情!タイトル!最高かよ~!
兄弟の様に仲を深めていくビームとラーマの映像が良い。
ジェニーとビームの距離を近づける為に気を利かせて後方から見ているラーマの顔が好き。ビームも照れくさそうな所が素敵。
招待状を貰った事を知り、身だしなみを整え、スーツを着せてあげるラーマ良き。
スーツ姿でパーティーに訪れたビームとラーマが渋い、カッコ良過ぎる。
足をかけられて転ばされた上に笑いものにされたビームを助けるラーマのアシストがカッコイイ。お盆とドラムの演奏が最高です、兄貴!
「ナートゥをご存知か?」
事前に映像を見たけど、劇場で見るとやっぱり違う。ジャケットを脱ぎ、ネクタイを緩める仕草が完璧過ぎる。真似したい。
軽快な音楽、キレッキレのダンスが素晴らしく、話題になるのも納得です!
笑顔でノリノリな女性陣と憎らし気に見ている男性陣の対比が面白い。
ビームにちょっかいを出した男が思ったよりも良いキャラだった。あそこでダンスバトルに応じ、ナートゥの高速ステップに対応してくるのは見事。英国人の男らも全員巻き込んでナートゥするの凄く良かった。
真剣なビームと彼を応援するジェニーを見て勝ちを譲るラーマが兄貴としてカッコ良過ぎる。
友情を育んできた二人だけど、互いに秘めた使命によっていつか対決する事が見えていたから、亀裂が入り出したのはちょっと辛かった。
毒蛇に噛まれた時はまさかラーマが退場…!?と思ってドキドキした。
ビームから真実を明かされた時のラーマの苦しそうな姿がまた良い。
マッリ奪還のため、トラックで突撃!これは色々な映画でもあるし、無条件でテンション上がるから好き。だがRRRはそこから更に一段階上を見せてくるから堪らないんです!猛獣の群れ、松明を持って飛び込むビーム!
お互いの正体を知ったビームとラーマの対決は少年漫画的展開で熱すぎ!
FIREとWATERの戦い、カッコ良過ぎる。絵になるシーンばかり。
胸を刺された時はまさかラーマが退場…!?と思ってドキドキした。
ここまででも超面白くお腹いっぱいなのに、まだ折り返し!?インターバル!?
今まで明かされていなかったラーマの使命が分かる回想から始まるの話として巧い。
どれだけ痛めつけられても屈しないビームに胸を打たれた。血と涙をぬぐうラーマ😢屈する事無く歌い、集まった人々の心を動かすビームに私も泣きそうになった。
友情と使命のはざまで揺れるラーマ。
背中に樹が刺さった時はまさかラーマが退場…!?と思ってドキドキした。
マッリの後ろから英国兵を撃つラーマの神業。
ビームもとどめを刺せないのがまたじんわり来た。
捕まってもトレーニングを続けるラーマが最高。
シータから真実を聞いて、ラーマを救う決心をするビームに感動。お互いに相手の使命を知り、その為に自分を犠牲にしてでも相手を助けようとする二人に何度も涙が出た。
ジェニーがサポート役として絶妙。
音でお互いの存在を知り、遂に再会した時はグッと来た。独房の扉を壊すなんてビームだったら余裕でしょ。
使命の為に離れてしまった二人が再び腕を掴み合う和解、団結。腕を掴むシーンの重要性を回収!
世界一カッコいい肩車。こんなにカッコイイ肩車は前代未聞、空前絶後。
ビームの機動力とラーマの射撃技術を活かした完璧な戦闘スタイルだわ肩車。
FIREとWATERの共闘、マジでこれが見たかったんだわ!
光をバックに弓矢を構えるラーマの神々しさ。二人そろえば無敵!
矢!爆発!槍!肉弾戦!圧倒的!
ビームのバイクとラーマの乗馬をこんな最高の形で回収だと!!
炎上したバイクが飛んで来るとかもう~!!
建物を吹き飛ばす大爆発!
今まで散々言われた銃弾の価値、支えるラーマ、決めるビームと最強の決着。
マッリのお母さん…!
軽快で主要キャラが皆楽しそうに歌い踊るエンディングまで素晴らしい。
マジで見に行って良かった!王道のストーリー、見応え満載のアクションシーン、ビームとラーマの絆に泣き、数多の名シーンに脳を揺さぶられ、劇場を出た時は充足感に満たされていた。
YOTA

YOTAの感想・評価

4.4
全てを詰め込んだ作品。
いいアクションだったってゆう余韻に浸れる。
hirasho

hirashoの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

インドの映画は普段見ている映画の様式美とは異なるから観るのを躊躇っていた。
とは言え身の回りの人が見ていたり、つまりは流行っていたりすることに乗っかってみるのも大事かなと。

英国軍の武器を祖国に持って帰って迎える感動のフィナーレという反植民地主義的な映画な側面が霞むくらいに友情・アドベンチャー(・そしてナートゥダンス)でストーリーは進む。

3時間のプロットがあれば全てを描くことができる、観た人全てが同じ感情になるような映画は少し退屈。
エネルギッシュに最後まで駆け抜けてく感じ、最高にスカッとしたし面白かった!
池袋の大きい劇場まで行ったのも大正解
Chad

Chadの感想・評価

4.0
アクションやら映像やら音響がすんっごいんだけどストーリーはたいそうなことない。
これだけ揃えばストーリーは何ででもできそうだ。
個人的には二人が初めて出会うシーンが一番だったので段々期待値が上がりすぎてしまったかも。
ラーマ、最初カッコ良かったのに終盤変わりすぎてるし、二人とも無双すぎてもはやワイルドカード。気持ちいいけどちょっとズルい。

A級(ランク詳細はプロフィールに)
A

Aの感想・評価

5.0
色々と「そうはならんやろ」って感じで雑。細かい説明も歌でスキップしてて雑。でもそれらを対価に3時間全部見所にした奇跡的な作品。
これを見ると邦画って細かいところまで描写し過ぎようとしがちなのかな?それが悪いとは思わないけど、もう少し雑にすることによって見所をフォーカスさせるこの手法は学んでも良いのかもしれないと思った。
歌舞伎もこの映画と同じで、ストーリーは雑で「そうはならんやろ」ってなるとこ多いし、細かい箇所は長唄でスキップさせてるけど、見どころははっきりして勢いはあるし、作品製作の幅を持たせるために一度原点に立ち返ってみるのもありなのかもしれない。
hanna8787

hanna8787の感想・評価

5.0
今年というか、人生見てきた中でのベスト1映画に入りました(拍手)
・音楽最高
・初っ端からなかなかハードな描写でちょっと不安に
・ラーマやばない?
・ビームやばない?
・橋のシーン、なぜ分かり合えた?
・あぁ、fireとwaterのストーリーなのね
・途中ブロマンス
・生ナートゥが見れて感動
・涙と笑いを適度に入れてくる
・基本不死身すぎないか?
・intermissionなのに休憩ないやん
・薬草の万能さやばい
・ビームと獣たち出てくるシーン笑えるけどかっこよすぎ
・肩車の二刀流銃最強すぎ
・バイクと馬に乗る時いちいちかっこいい
・ラーマと弓矢の肉体美
・エンディングのダンス最高(監督まで踊ってるやん)
・絶対帰り道はサントラ聴きたくなる
・その次の日もサントラをリピート
もちゃ

もちゃの感想・評価

5.0
こんな俺は最初から最後までクライマックスだぜを具現化した映画あるんだってくらい大迫力映像の連発で3時間あっという間だった、、、面白すぎる。ナートゥのとこどんどん面白くなるから死んじゃうと思った。序盤とラストの肩車の温度差胸熱すぎるアカデミー賞受賞で世界がナートゥをご存じになったとのことでめでたい🎊
間違いなく2022年というか人生の中でトップ5に入る面白映画だった。
最後怪我してるのにバチっバチに強いシーンは2人にはモデルの神がいて神話を絡めた歴史エンターテイメントだかららしく納得。ナートゥ以外の楽曲も素晴らしくて劇中のシーンにも合っててかっこよかった。エンドロールはみんな踊ってインド映画万歳でもまさか監督までメインポジで出演とは。あと絶対IMAXで見た方が良い
※1月20日に映画館で初見の母親と再度視聴。あんまり趣味が合わないのに面白いと喜んでてにんまり。
alpcpn2

alpcpn2の感想・評価

-
エンドロールの置いてきぼりにされる感じ好きすぎ
期待通りのそうはならんやろ…をいっぱい見れて満足だけど ストーリーが深刻で辛い
anya

anyaの感想・評価

4.4
観てきました。。(しかもドルビーで)
3時間で、映画館でインド映画観るの初めてでしたが、楽しすぎてあっとゆうま(冒頭から独特でしたけど、45分後くらいからノンストップ)
いやー よく跳躍(飛ぶに近い)してた!!
勧善懲悪ストーリーで、映像綺麗で美男美女、不死身主人公たちのアクション。。ツッコミどころも沢山🐎🏍
それは現代の服では?とか、悪役夫人の口元がヒアルロンプチ整形してるな、、とか
ナートゥダンスも最高ですが、私的にはエンディング最高👏
こんな感じの量産するボリウッド恐るべし。
当時統治してたイギリスが完全悪者🇬🇧で、よく作れたなぁと思いました。。 
ポスター、しばらくスマホ壁紙にしようかな
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あひるいさんが書いた他の作品のレビュー

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

「いい映画」なのかどうかはわからないけど、笑った。
そして自然に涙が流れて、自分の存在が浄化された気がした。

岩が転がるだけで嗚咽するなんて、たぶん「この世界では」この先無いと思う。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

【2回目 ドルビーシアター】
すんごくよかった。音を体感する感じ。
ストーリーを楽しみたいわけではないし(原作で充分楽しんでる)何より絵が画面が構図が動きがかっこよすぎる。原作漫画の完全映像化だわ、こ
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

私もパリに行きたい!!
買付けとかドレスが出てくる場面で目がキラキラしちゃう感じ、同じようにキラキラしてまった。
着て出かけるような機会は私も全くないけれど、美しいドレスは憧れる。
会計係が素敵すぎた
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グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

2.7

よくわかんなかった。

父ちゃんと婿がちむどんどんしてたのはわかった。