このレビューはネタバレを含みます
ついにナートゥを知ることが出来た。
血湧き肉躍るアクションの連続。
いずれ対立することがわかりながら二人の楽しそうな姿を見させられる観客の心理たるや。その先にある悲劇的な未来を想像させられながら、そんなことはつゆ知らず絆を深める二人。
インド神話や二大叙事詩『マハーバーラタ』『ラーマーヤナ』にまつわる要素もたくさんありそうで知的好奇心をくすぐられる。
心地よさそうにすら見える鞭打ちのシーンは震えた。
好きな台詞
「責務とは行為にある。その結果にあらず。行為の結果を動機とせず、結果に執着するな。私は結果を求めない。飢えた我が血の最後の一滴まで責務に向かって突き進むのみ。」
