RRRのdjangoのネタバレレビュー・内容・結末

こういう役のオファーが来たときのためにやはり身体は鍛えておかないとな。全部のシーン、やりたすぎ。

バーフバリに続き濃厚なエンタメで終始面白かった。伏線と回収がほんとに気持ちよくて最高。あれだけ死に方にこだわってた人の死に方をしっかりこだわって描くの、ほんと分かってらっしゃって感動した。(ああいうの、下手な邦画とかだとなんにも回収しなかったりするからね) あと普通にエンドロールのダンスとそこにいきなり登場する監督が面白すぎた🤣🤣

ただ、やはり最後に全員が暴力を選んでしまったことが残念ではある。兄貴が少年から少年兵になっていく過程、これが今でも世界のいろんなところで起きているのだと胸が痛い。散々暴力映画を見て消費しまくってた私の正しさなんてくだらないんだけど、現実でロシアウクライナ問題、パレスチナ問題とかを見てると「正しい暴力」ってなんなのよって複雑になるよね本当。最後、兄貴に読み書きの教えを乞うシーン、あれは「これからはペンで戦う」ことを意味してるのかなと思って少しだけ平和な気持ちになった。