不整合の楽しさを体験できる。見たことない映像が終始出てくるから、最後までおもしろい。
こんなにもスローモーションを多用している作品は珍しい。しかもスムーズに流れるため違和感がなく、中盤の高速ダンスをより引き立たせている。
何でも受け入れるイギリスと、変わることないインドが対比的に描かれている。特に白人の間抜けさの描写が酷い。
復讐劇だが、表現はグロテスクで少年兵も出てくる。日本では年齢制限されていない。
「これはエンタメだ」と理解できる人もいれば、「復讐のためなら、相手側に何をしても正義だ」と受け取りかねない危うさがある。
反英映画と子供の自爆テロを想起させられた。