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ヘルドッグスのhqのネタバレレビュー・内容・結末

ヘルドッグス(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

面白くて仕方なくて、スクリーン内の世界に没頭してました。
のめり込んでる途中こちらの世界に意識が戻る瞬間ってあるじゃないですか、〝終わるな〜!〟って心が叫びましたね。

兼高と恵美裏には感情移入した瞬間の幸福満足度が馬鹿高くて、正直双方にトロけました。
岡田准一さんが演じると毎度惚れます。
役として生きるの領域を超えていて、罪深いほどに、鑑賞後はいつもに増してヘルドックスの兼高に心奪われてます。

キャストがキャストなだけに緩みのない完全体な作品を楽しませて頂きました。


加害者家族とアンダーカバー、よくあるありきたりな被害者家族と潜入捜査のパターンを、遥かに越えた期待値があります。
それぞれの人生が、それぞれの視点や思いから続いてきたその後、何の為に今を生きて何の為に過去を過ぎてきたのか、
順番にその立場に焦点をあてゆくと、納得のゆく結末です。

今回アクションの魅せ方にかなりこだわりぬいて作られた映像に感じました。
人だけでなく、俯瞰した目線の描写も見所でした。
この迫力と臨場感、劇場スクリーンでしか体感できない圧倒的な勝因かと思います。


〜お気に入りシーンの台詞〜

兼高「まずいって~..」
   


恵美裏「ちょっと!怪我したの。」
兼高「返り血−!」(背を向けて歩いて行く)



恵美裏「私を殺したら、たっかーが許さないよ?」


この2人の虜になって、鑑賞後現実に戻れず困ってます。
沼ー!?!
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