アクションシーンの迫力は満足。さすがエンドロールに「格闘デザイン」岡田准一と出るぐらい彼の強いこだわりを感じる。
主人公である兼高の無双っぷりがヴィジュアルと佇まいでわかり、ジェイソン・ステイサムばりの心強さを序盤から感じてしまう。そこが光り過ぎて、決して薄くない他のキャラクターたちが眩しくない。MIYAVIの青くて冷たいイメージが十朱にぴったりだった配役。
ヤクザ社会とアンダーカバーの話。エンタメ度が強くて少し漫画みたいに感じてしまったストーリー。netflixの字幕付きで観たから、ついていけたけど、なかったら分からなかったかも知れないほど早い展開。
アジアンテイストを感じる作風と邦画の枠を越えている格闘シーンは見応えある作品。